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犬猿の仲
【ファンタジー 官能小説】

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狂宴-3

 女2人は先に露天風呂に入っている。
 俺と今村はそそくさと服を脱いで、何食わぬ顔でそこに乱入した。

「きゃあっ!」

 驚いて肩までお湯に浸かったのは加藤。
 薫子はというと、目を丸くして驚いてはいたが躰を隠そうとはしなかった。

「何じゃ?輪姦か?」

「違いますよ」

 俺らはとりあえず自分の相手の所に行く。

「複数プレイっつって……まぁ、言葉のままです」

 薫子の後ろに回った俺は、彼女を抱き寄せて膝の上に乗せた。

「まずは、今村達の観察しましょ?」

 そんなに広くない露天風呂。
 間近で行われようとしている淫らな交わりに、薫子は興味深々で熱い視線を送った。

「よっ、芳郎くん?!」

「なんだ?」

 戸惑う加藤に何でもないように答える今村は、彼女に抱きついて首を丁寧に愛撫している。

「ぁんっ…薫子ちゃん達が見てるよ……」

 加藤は今村を止めようと躰を捻った。

「視姦だな……見せてやれよ?淫乱璃子の姿」

「そんなっきゃあっ」

 今村は加藤を風呂の縁に引き上げて後ろから胸を掴んだ。

「いやっやだっ」

「見られるの好きだろ?たっぷり見てもらおうぜ?」

 そう言いながら今村は加藤のたわわな胸を揉みあげる。
 加藤の胸は爆乳で、今村の手の動きに合わせて形を変える様が凄くイヤラシイ。

「あっ……あぁ……芳郎くぅん」

 加藤はイヤイヤと首を振って嫌がるが、沸き上がる声が甘くなってきた。
 乳首は勃ちあがり、愛撫を待っている。

「のう、アツ。おなごが濡れる瞬間とか見せてもらえるかのう?」

 様子を見ていた薫子が指を口に当てて俺に聞く。
 まあた、この神様は……変な所に興味持つなあ。

「加藤に聞いてみましょう」

 俺と薫子は今村達が座っている縁まで移動して加藤の足元に陣取る。

「璃子ちゃん、もっと足広げてくれぬか?」

「やっ……?か、薫子ちゃん?」

「璃子ちゃんの濡れるところを見てみたい」

 上手い、上手い。

 言葉巧みに誘いかける薫子に、加藤は少し足の力を抜いた。


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