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犬猿の仲
【ファンタジー 官能小説】

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海水欲-2

「んむうっんっんっ」

 薫子は俺の頭をぐしゃぐしゃにしながらキスに応える。

「んはぁっアツぅ……お願いっ」

 分かってるよ薫子……気が狂うまでイカせてやる。
 俺の本能が目を覚ます……肉棒がぐんっと一回り大きくなったのが自分で分かった。

「ひあっあぁっ」

 薫子が大きく仰け反り目の前に彼女の胸が揺れる。
 俺はそのたわわな胸に、噛みつくようにしゃぶりついた。

「いやぁんっ!」

 左腕で彼女の腰を支え、右手で空いた胸の頂点を強く摘まむ。
 薫子は痛いぐらいの愛撫が大好きなマゾ女。
 口に含んだ乳首にも歯をたててやると甲高い矯声があがった。

「んあああっ!アツ、アツっだめぇ……それ、気持ち良いっ!」

 俺の頭を抱えたまま薫子は激しく動く。
 汗が飛び散る程の激しい交わり。
 俺達は完全に雄と雌になる。

「あっあっあぁっイク、イクっもぉっ!アアッああーーー!!」

 薫子はビクビクと全身を痙攣させて絶頂に昇りつめた。
 痙攣を続ける薫子を押し倒した俺は、休む間もなく腰を打ち付ける。

「うあぁんっアツ、アツっ!おかしく…なるぅっ!」

「はぁはぁっ狂っちまえよっ雌犬っ!!」

「ああっ!」

 俺の言葉に反応して薫子の中がきゅうっと締まった。
 罵られるのが好きな淫乱マゾ神様……最高だっ!!

「犬神様ぁっ…はぁはぁ……あんたのおまんこ捲れてっぞ?」

 俺は激しく打ち付けながら薫子を責める。

「そんなに猿のちんぽは好きか?」

「ああっ良いっ好きぃっアツのおっきいのぉっ…あぁん!」

 薫子は涙を流しながら頭を振る。
 なんて卑猥で綺麗なんだろう……その可憐な口からイヤラシイ言葉を聞けるなんて。

「たまんねえ……はぁ……はぁっ……っ」

 俺の興奮もマックスだっ!たっぷりイカせてやるっ!
 薫子の良い所に当たるように彼女の腰を持ち上げてやると、待ってましたとばかりに俺の胴にしなやかな脚が絡み付いた。

「アッアアっもっとっそこ良いっ!」

「はぁはぁ……薫子……っ」

「アツぅっ私…もうっ!」

「はっ…出すぞっ」

「来…てぇっあっあぁっイクうぅっ!!」

「あうっくぅっ!」

 薫子が先にイキ、俺も直ぐに追いかける。
 収縮する薫子の胎内と、脈動する俺の肉棒……ゴプリと音を立てて溢れだす液体……きつく繋がっていた俺達は自然と結合を解いてベットに沈んだ。


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