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Twin's Story 5 "Liquor Chocolate Time"
【兄妹相姦 官能小説】

Twin's Story 5 Twin's Story 5 Twin's Story 5 Twin's Story 5

最後の夜-11

 「おまえいつ帰ってくるんだ?ケンジ。」父親が珍しく息子に電話をしていた。「正月も帰って来なかったじゃないか。」
 「いろいろと忙しくてね。でも、月末には帰れそうだ。」
 「帰ってこい。母さんも寂しがってる。」
 「わかってるよ。」
 
 駅に降り立ったケンジを迎えたのはマユミとケネスだった。
 「お帰り、ケン兄。会いたかったよ。」マユミはケンジに抱きついた。
 「俺もだ、マユ。元気そうだな。」ケンジもマユミの身体を抱き返した。
 「人目も憚らず、あいかわらず大胆なやっちゃな。」ケネスが笑った。
 「どうだ、マユ、バイト、まだやってんだろ?ケニーんちで。」
 「うん。夕方ちょっとの間だけだけどね。」
 「もう、大助かりやねん。マーユはもはや手放せん戦力や。」
 「へえ、すごいじゃないか、マユ。」
 「えへへ。」
 照れて頭を掻くマユミを見て、この妹を愛しいと強く思う気持ちがケンジの中に甦り始めた。

 『Simpson's Chocolate House』の喫茶スペースで、マユミとケンジ、それにケネスは久々の再会を喜び合っていた。
 「マユ、お前あと1年で短大出るわけだけど、その後のことは何か考えてるのか?」
 「う、うん。あたしね、」マユミがケンジの目を見て言った。「ここで働かせてもらおうかな、って思ってる。」
 「え?ここで?」
 「そう。ここで。」マユミはココアのカップを手に取った。
 「わいを始め、親父もお袋もマーユのことが気に入ってしもてな。今マーユが勉強してるマーケティングのことやマネジメントの知識がこの店には必要なんや。」
 「そうか。マユも役に立ってるんだな。」
 「自分ではそうでもないって思うんだけどね。」
 「お前の好きなチョコレートに囲まれて過ごせるなんて、夢のようじゃないか。」
 マユミはにっこりと笑った。「うん。」
 「しっかり勉強しな。ケネスに迷惑かけないようにな。」
 「わかってる。」
 「ほんで、ケンジ、お前うまくやってんのか?大学で。」
 「ああ。いい先輩もいて、親切にしてくれるし、大学に入ってタイムも伸びた。フォームも安定してきた、ってコーチにも言われた。」
 「そうか、やっぱ専門機関だと違うんやな。」
 「この前、新聞に出てたね、ケン兄。」
 「え?ああ、あれな。そ、そんなに大きな大会じゃなかったんだけど。どうにか結果が出せた。」
 「嬉しい。あたし、ケン兄があっちでがんばってる、ってことがわかるだけで嬉しい。応援してるからね。」
 「ありがとう、マユ。」ケンジはコーヒーのカップを手にとって笑った。
 「そうや、ケンジ、ちょっと二人だけで話がしたいんやけど。」
 「え?」ケンジはカップをソーサーに戻してちょっと意外な顔をした。「い、いいけど・・・。」
 「すまんな、マーユ、ここでチョコでも食べて待っててな。」
 「う、うん。」
 ケネスとケンジはテーブルを離れ、店の奥に消えた。マユミは少し不安な表情をして二人の背中を見送り、テーブルにほおづえをついた。

 ケネスの部屋のある離れの前で、ケンジたちは向かい合った。
 「ケンジ、」
 「どうした、ケニー。」
 「わい、マーユと付き合いたい。」
 「なに?」
 「お前からマーユを譲り受けたいんや。」
 ケンジは唇を噛みしめた。そして絞り出すような声で言った。「お前にマユは渡さない。」
 「このまま関係を続けるつもりか?ケンジ。不毛な関係を。」
 「どこが不毛だ!俺たちは純粋に愛し合ってるんだ!お前に何がわかる!」
 「わかってるから言うてんのや。このままではお前ら二人とも堕ちていくだけや。ええかげん目え覚ましたらどうやねん!」
 しばらく黙っていたケンジは、決心したように顔を上げ、まっすぐにケネスの目を見た。
 「俺と勝負しろ!ケニー。」
 「しょ、勝負やて?」
 「お前、俺のライバルだろ?お前が俺に勝ったら、俺はマユを諦める。」
 「何あほなこと言うてんねん、そんなことして何になる。」
 「マユが欲しかったら、勝負を受けろ!ケネス!」


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