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アンスコ日記
【ロリ 官能小説】

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中学生編の1-1

S市は都心から1時間弱のところにある人口10万人前後の街だ。    
数年前までは、人口が伸び続けていたがこの頃頭打ちになっている。

都心部は、大型マンションの開発が盛んだ。
都心回帰の流れは鮮明だ。
S市でも3つある駅の周辺は毎年建ぺい率の規制を緩めている。
高層のワンル−ムマンションが何棟か建設されたが市の調査でも入居率はよくない。
駅から離れたところは、農地が多い。
専業農家も多い。
このあたりは、大根が有名だ。
サシミのツマにする大根はあまりにも価格が低く採算がとれない。

コンビニがおでんに力を入れているので少しは消費が伸びている。 
だが多くの農家は、買入価格が安いので固定資産税にもならないと怒っている。
市役所も大変だ。
家電メカ−の大きな工場が突然閉鎖されたため税収が急激に落ちったのだ。
数年前には、トラックを作る工場も突然閉鎖されった。

昭和40年代には、都心から近いため農地を壊していろいろな工場が進出してきった。
バカ市長が将来のことなんか真剣に考えないで職員を大量採用した。
高性能のコンピュタ−が導入され仕事量は減っているのにクビにもできない。     庁舎のなかで鼻クソをほじるぐらいしか仕事がないおじさんたちにこれから高
 額の退職金を支払わなくってはいけないのだ。


 去年の市長選で、当選した若い市長は、決断をした。
 市のはずれに建設予定だった新しい市役所の建設を中止したのだ。
 建設費を退職金の支払いに当てる予定だ。
 今までどうり各部署は、点在した民間のビルの中で間借生活だ。
 管理者である、市長の眼なんか届かない。
 おじさんたちの天国は続く。

   
  8月の下旬
 駅の近くのある雑居ビルの2階に市の教育委員会はある。
 1階はコンビニだ。
 高橋六平、56歳。  
 このエロ話の主人公だ。  
 広い額の上に白髪の混じった髪がもうしわけ程度にのっている。
 浅草の古い漫才師のような容貌だ。
 6人いる部下は、全員50過ぎのおやじだ。
 夏は加齢集満載の職場だ。


 「六平ちゃん、六平ちゃん、学校のガラスが何枚かわられったて報告が
 あったから俺見にいてっくる」
 背広のおやじが行く仕事ではない。
 お前は、ガラス屋か。
 「俺も」、「俺も」なんて二人ほど付いて行ってしまった。
 今日も電話が多い日なのに3人抜けてしまい残りのおじさんたちは、大変だ。
 少し大きな机の六平も電話中だ。
 「来年は、きおつけさせます。
 必ず長くします」
 他のおじさんたちも
 「来年はきおつけますから」
 「必ず長くさせますから」「参加させませんから」
 この街の一部の大人たちは数日まえにおこなわれた、市民祭りのことで
 盛り上がている。
 名物の大根料理が売れなかったとか来賓で来ていた自動車工場の工場長
 が撤退を告げたとかそういう話題ではない。
 パレ−ドに参加したA中のバトン部の少女たちのコスチュ−ムのことだ。 
 昼近くなるとテレビがつけられ、机に弁当が広げられる。
 今日はニュ−スでS市が取り上げられる。
 色白の美人アナウンサ−は、少し胸元の開いた服装だ。
 「ここからは、関東の楽しい話題を取り上げます。」
 口調が柔らかくなる。
 「いま、S市の中学生の女の子たちにはバトントワリングが人気なんです」     映像では、可愛い女の子たちの練習風景がながれる。
 「市内4つの中学校すべてにバトントワリング部があります」
 市のパレ−ドで黄色いミニスカ−トで行進している映像も。
 スタジオに戻る。
 「S市というば、大根が有名ですよね」男性アナ。
 「みなさん、綺麗な足をしていますよ」女性アナ。
 国営放送が昼間から軽い下ネタか。
 すぐに六平の携帯がなる。
 農協の幹部からだ。 大根が話題になったことを喜んでいる。
 バトンの代わりに大根を使えないかとも。


   六平の自宅は市内にある。一戸建てだ。  
 一人息子は、仕事の都合で大阪で暮らしている。
 現在は50代の妻と二人だ。
 夕食の時もテレビでは、中学生がミニスカ−トでバトンを振る姿が映っていた。
 アナウンスは、同じだが映像が違う。
 A中学のバトン部だ。
 この頃は、国営放送も、街の美人を写す。
 武田香苗だ。  
 黄色い襞の多い超ミニだ。
 長い脚が白いブ−ツへと伸びている。
 うりざね顔で中学生とは思えない大人びた雰囲気だ。
 バトンを操りながら、沿道にも微笑を送っている。
 スカ−トの丈が短すぎて、黄色のアンダ−スコ−トが丸見えになっている。     数日前の市民際の映像だ。
  

  


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