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ゼビア・ズ・サイドストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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Re:〜後編〜-3

「はい、着いたっと……キアルリアです。モーガン殿をお連れしました」

 ノックをして名乗り、用件を伝えると中からアースがドアが開く。

「遅ぇぞ」

「お喋りしてたんだよ」

「バラしたのか?」

「どうせ直ぐにバレるしな」

 囁き声で会話をした2人はモーガンを中に入れた。

 そこでモーガンが話した内容は闇市で聞いた話と同じ。

「お主が狙われておるのではないか?」

 半殺しにされてアジトを吹っ飛ばされたら、そりゃ復讐したくもなる。
 スオウの言葉にアースは知らん顔で視線を反らした。

「あの時、半殺しにしたのはオレですよ」

 スオウの言葉を聞いて、キャラはあっさり白状する。
 一瞬、驚いた表情を見せたスオウだったが直ぐに納得した。

「道理でな……いくらアースでも半殺しのうえにアジト吹っ飛ばしはやり過ぎだと思っておったわ」

 という事はどっちかは必ずやっていたのか、とモーガンは呆れる。

「言っておきますけどね、ファンの姫を拐って薬打って犯した男ですよ?全然足りないぐらいです」

 キャラは憮然としてスオウに言い放つ。

「言っておくが、家出中の姫はただの女だ。あの時の状況と今は違うだろうが、馬鹿者」

「ぐ」

 いくら姫でもスオウは部下に容赦しない。
 特別扱いは無しだ。

「すみません」

 キャラは謝りながら心の中で少し笑う。
 ゼビアの人間のこういう所が好きだ……身分無しで、1人の人間と扱ってくれる所が。
 素直に謝ったキャラにスオウは片眉を上げる。
 もしかしたら『姫に対して無礼な』とか言われるかも?と思っていたのだ。

「分かればいい」

 上司として部下には差別せずに毅然とした態度を崩さないつもりだったが、どうやら正解だったらしい。

「さて……どうします?」

 アースの言葉にスオウは少し考え込む。

「アースを中心に魔法チームを作るぞ。最低10人、人選は任せる」

「騎士団のみで?リンやグロウにも協力してもらいますか?」

「そうだな……お主らはどう思う?」

 スネークと直接会って戦った事があるのは、アースとキャラだけ。

「ザギが居ないからな……大した事はないかと」

 あの時は魔獣ザギの分身がスネークに付いて力を貸していた。


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