投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

魔法少女ありす
【コメディ その他小説】

魔法少女ありすの最初へ 魔法少女ありす 27 魔法少女ありす 29 魔法少女ありすの最後へ

トリック オア イート-2

「マジかよ…怪物退治か…TVゲームの世界か映画の世界だな。」

「ターゲットがモンスターという経験は、うちのチームにないわ。何か、アドバイスしてもらえる?由美ちゃん」
「…迷うな…ためらうな…ぶちころせかな。」
尋常ではない目つきになってる。
「物騒なお子様だ」
「特にゾンビや狼男に襲われて怪我してるやつがいたら、例え友人でも恋人でも子供でもオバ○でも躊躇わずぶち殺せ!」
「最後のがようわからん」
「ところで今夜は、ハロウィンパレードが予定されているので、一般人とモンスターを誤射しないよう注意してください」
「質問がありまーす」
隊員の一人が手をあげる。
ずいぶん、律儀な人と由美は思いつつ答える
「はい。なんでしょう?」
「仮装してる一般人とモンスターを見分ける方法は?」
「通常弾で死なないのがモンスター」
「…いや撃ってから判断しちゃ、まずいのでは?」

一方ありすの家のありすの部屋では
「よし、準備完了」
「私もできました」
ありすとカミラは、友人のパーティーの出席のための仮装をしていた。
カミラは、白いブラウスに赤いスカートに猫耳にお尻に猫の尻尾をつけていた。
一方のありすは、ピンク色のミニスカートのナース服で白いニーソックスで1mぐらいの注射器のぬいぐるみを抱えている。
「お二人ともよく似合ってます」
着替えを終えて部屋から出てきた2人を新衛門が褒める。
「どうでもいいが、新衛門。そんなに普通にしていていいのか?」
「なんでしょう?ラスカルさん」
「ぬいぐるみの振りとかしなくていいのか?」
「ありすの家は3代続いた魔法少女の家系なので別にコソコソしなくても平気なのです」
二人が話し込んでる目の前をありすの母親が婦人警官の姿で通過する。
「花屋じゃなかったのか?」
ラスカルが新衛門に聞く。
「花屋です」
「なぜ婦警?」
「ハロウィンだからです」
「・・・そうなのか」
二人の目の前をメイド姿のありすの祖母が通過する。
「ハロウィンってなんだっけ?」
ラスカルが新衛門に聞く。
「仏教徒なんでよく知りません」
「・・・そうか」


とある市の外側に広がる森の中に、不気味なモンスターどもが終結しつつあった。
「あの小娘め!誇り高い我ら狼の一族をコケにしやがって!復讐だ!」
「おうっ!あの娘、俺の子を孕ませてやる!」
「あ、あいつは処女なんだな。処女は、旨いんだな。絶対、食べてやるんだな。」
狼男達が奇声を上げる。
「あの娘!俺たちを豚呼ばわりした挙句、雑魚扱いだ。ゆるさーん!」
「実際、お前ら(オーク)は、雑魚じゃねーか!この俺様まで牛扱いしやがった。あの娘は、俺様がやる」
オークや、ミノタウロスも奇声を上げる。
森の中で無数の怪物たちが集結していた。
大きな岩の上に黒いスーツの男が立つ。
男にマントだけを纏ったカミ−ラが抱きつくように寄り添っていた。
「闇の住民どもにして我が僕たちよ。今宵は、我々がこの街の支配者なる日だ。惰弱な人間どもに偉大な我々の力を見せ付けるのだ。人間共を殺せ!犯せ!食らうがいい!」
「おおうーっ!」
地響きのような雄たけびが上がる。
「行け!カミーラ。やつらを率いて街を闇と恐怖で支配するのだ」
「イエス!マスター」
空中に舞い上がったカミーラは、蝙蝠に姿を変え街へ向かって飛んでいく。

ありすの家では、準備を整えたありすとカミラは、出かけようとしていた。
「さて宮の森さんのパーティーに行く前におもちゃ屋さんによらないと」
「なんですの?ありすちゃん」
「パーティーの余興ようの仕込みなの」
「ふーん?」
「カミラちゃん、ゴーレム作れる?」
「えっ?!」
カミラの頭に、この前襲ってきた巨大ゴーレムのイメージがよぎる。
「ちゃう。ちゃう。あんなデカ物じゃなくて、せいぜい人間大」
「あんなのじゃなきゃ、なんとか…」
「うんうん。小さいの、ただかずが多いので手伝ってもらえるとありがたいなーって」
「それは、いいのだけど、一体どんな余興なの?」
「移動しながら説明するわ。シューテイングスター!!」
「うんOK.エリーゼ!」
二人は、箒を呼び出し、飛び乗り、とあるおもちゃ屋へと飛んでいく。

特殊部隊仮司令部
「で、隊を3つの小隊に分けて市の南側の3箇所に配置します」
「それぞれの小隊長は、第1小隊をリサさん。サポートにこちらのエージェントの滝が付きます。第2小隊は、私が指揮します。第3小隊は、高柳さんが指揮します。」
「OK。で、その滝さんとやらは、どこに?」
「既に第1小隊の配置ポイントに先行して監視してます。」
「了解した。すぐに合流する。でも北や東や西側の警備は?」
「既に手配済みです」
「了解」
リサは、超常現象対策課が意外に大規模な編成なのだと思いそれ以上は、聞かなかった。
東西そして北側のセキュリティーが意外な状況になってることは知るよしもなかった。
「ところでリサさん。これを装備してもらえますか?」
「了解って…これって…」
由美に渡されたのは、大胆なスリットの入ったチャイナドレスだった。
「なぜ?チャイナドレス?」
「ハロウィンだからだよ」
「…はぁ」
「それと各隊の呼称だけど」
「以後、第1小隊をチャイナ小隊、第2小隊をミニスカ小隊、第3小隊をバニー小隊と呼称します」
「…了解。配置ポイントに向かいます」
「はああ、なんか目眩しそう。第3小隊…バニー小隊も配置ポイントに向かいます。」
リサ、高柳、それぞれ各隊員をまとめ移動を開始した。



魔法少女ありすの最初へ 魔法少女ありす 27 魔法少女ありす 29 魔法少女ありすの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前