投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

偶数月
【元彼 官能小説】

偶数月の最初へ 偶数月 49 偶数月 51 偶数月の最後へ

・・・12月-5


「ねぇ・・・」

「ん?」

「感謝してるんでしょ?」

「・・?あぁ」

「あたしに感謝してるんでしょ?」

「あぁ」

「最後にもう1回だけ、あたしに触ってよ」

「え?」

「もうこれで会う気もないんでしょ?
最後にもう1回だけあたしをイかせてよ」

「ここ・・で?」

「ここでだよ。前にも達也ここで触ったじゃん」

「そう・・だけど」

「なに?もう触れないって言うの?」

「そーじゃねぇけど」

「なに?」

「自分を大事にしろよ」

「大事にしてるからだよ!
達也だけが幸せになるなんてずるいじゃん!」

「・・・」

「あたしだって今日別れ話をしに来たけど
達也だけ別れ話を言ってさっぱるするのずるい!」

「・・・」

「最後に覚えておきたいの!
達也の指を!お願い。触って」







偶数月の最初へ 偶数月 49 偶数月 51 偶数月の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前