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偶数月
【元彼 官能小説】

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・・・10月-1


秋になって久しぶりに大学時代の友人から連絡があった。

サークルのメンバーの一人が海外転勤から戻ってきたので
みんなで会おうというものだった。

達也に出席するか聞きそびれたけど
たぶん、会えるだろうと期待をしてあたしも出席した。

久しぶりに会ったけど、学生時代の友人って
ほんの少しの時間であのときのあたしたちに戻れる。

それが本当に不思議。

それぞれの今の近況を話して
お酒も進む。

会社の愚痴をいい
今の彼氏・彼女の話をして

あれから4年以上たっているのに
あたしたちは、あのときからまったく変わらないような・・・

そんな錯覚に陥ってしまう。






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