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セクシャルな講義
【女性向け 官能小説】

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新・セクシャルな講義・第5章-1

あの時から大分時間が経った。

私はあのスナックには、余り最近では足を運んでいなかった。
双子みたいな美人二人に囲まれての講義は楽しかった。
エロチックな講義を理由にして、深夜のスナックでの講義だったが、
次第に私の講義はエスカレートし、最後には実施に及んだのだ。

いわゆる彼女達とあの場で、セックスをしてしまったのだ。
それから、数回店が閉まる頃を見計らい顔を出した。
そして、相変わらず濃厚なセックスの話をして彼女達を興奮させ
濡れさせ、ことに及んだのは数回ではない。

思い出すと今でも、熟れた二人の女の膣の感触を思い出す。

しかし、ジュウジュウと焼けるようで、濃厚な肉もたまには飽きてくる。
たまには新鮮な美味しい果実でもかじってみたい・・・
そう思うのも偽らざる人間の心理なのである。
と、いうのもスケベな男の性癖とも言うべきか。


そんな私に、或るごく親しい大学の准教授からの依頼があった。
彼とは長い付き合いの飲み仲間でもある。


或る飲み屋で知りあったのだが、とても気さくな男であり
大学の准教授等という肩書きをひけらかすわけでもない。

そういう点が私は気に入っていた、
見かけはあまり冴えないようだが
生臭い女子大生を相手には、こういうキャラクターが良いのかも知れない。

おそらくは・・若い女達が相手では、
格好が良くスマートな教師では勉強にならないからだろう、
と私は想像する。

その彼が、飲み屋で酒を酌み交わしながら言った言葉で、
私は驚いた。

それは私に彼の大学で「性と恋愛に関する講義」をして欲しいとのことだった。
その大学とは、或る女子大学であり、受講者は当然女子大生である。


私は始め冗談かと思っていた。
たしかに私はその手の話は得意だし、
アルコールが少しでも入れば乗ってくる。

そして、今まで私が経験したこと等を踏まえ、
面白可笑しく話すことは出来る。

当然、その場所はバーやスナック、
一杯飲み屋等気楽な場所だ。

それが、れっきとした大学であり、
相手が女子大生だということに驚いていた。


酒場での私と彼との話を再現してみよう。
彼は某女子大学の準教授である、そこで彼が教えているのは生物学のようだ。


繁華街の隅にあるこの居酒屋は私の性に合っていた。

コンクリートの土間には、
それぞれの大きないくつかのテーブルと、
二十個くらいの椅子が無造作に置いてあり、
各々が空いている椅子に詰めながら座るのだ。




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