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富子淫情
【歴史物 官能小説】

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富子淫情-13

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―――富子の寝間





―――開かれた二つの口がゆっくりと近づいていく。
それぞれの口から赤い舌がゆっくりと伸ばされた。
それぞれの舌の先端が、相手のそれを求めて僅かに宙を動いた瞬間には

2つの舌は互いに先端を絡ませていた。


―――チュパッ・・・チュルッ・・・・・


舌同士が絡みながらも生々しい水音を響かせ、
それぞれの先端から根本までを包み込むかのように動いていく。


そんな舌の動きに引き込まれるように、
二つの口も距離を詰めていく。


そして



「んんぅっ・・・・」


荒い息づかいが漏れ、
二つの口が、唇が互いを包み込むようにぴったりと重なり合った。



―――チュル・・・チュ・・・・


「んっ・・・んん・・・」


「んん・・・富子様・・・富子様・・・」


重なりあう唇の隙間から、富子の名が微かにこぼれ出ていく。

富子もこれに応えるように舌先を相手の歯の裏にまで滑り込ませ、相手の官能を刺激していく。





姿が見えない暗闇の中で、互いの身体から漂う臭いを鼻から吸い込み、

相手に自分の名前を呼ばれることに嬉しさを覚える富子。



そうして舌を絡ませ口を吸いあいながら、
自然と2人の距離は縮められていく。

富子の腕は既に右近の後頭部と背中に回っており、

右近もそれに応えるように両手を富子の腰そして尻に回していった。


寝床で横たわった時に
互いが身体に身に付けていた襦袢や着物の類を脱ぎ去っていたため、
それぞれの肌が密着した状態で身体を絡ませあっているのだ。





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