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ゼビア・ズ・サイドストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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Re:〜前編〜-4

「直ぐに行くっつっただろ?少しは我慢しろ」

「い、い、いつから」

 キャラは真っ赤になって両手を頬に当て、だらしなく開いていた足をぴったり閉じる。

「わりと初めの方から……やっぱ、強めが好きなんだな」

 ニヤニヤとアースはシャワーに手を当て、お湯の勢いを確かめた。

「……意地悪」

 見てたんなら直ぐに声をかけて欲しかった。

「くくっ中々いい眺めだった」

 アースはシャワーヘッドを壁に掛けて服を脱ぎ捨てる。

「お前の見てたらこんなんなっちまった」

 素っ裸になったアースの体の中心にはガチガチに猛り狂った肉棒がビクビク脈打っている。

「……ぁ……」

 キャラの目から理性が消えてトロンとした表情になった。

「足りねぇだろ?欲しけりゃ欲しいって言えよ?」

 アースはキャラの両脇に手を入れて立たせる。

「……欲しい……頂戴……」

 キャラはアースの肉棒に手を伸ばして、それをそろっと撫で上げた。

「ふっ……時間もねぇしな」

 アースはキャラをひっくり返して壁に手を付かせる。
 右手でキャラの口を塞ぎ左手で腰を抱いて少し引いた。
 お尻を突き出したはしたない格好になったキャラだったが、早く埋めて欲しくて堪らない。

「声出すなよ?」

 そう言ったアースは後ろから一気にキャラを貫いた。

「ふぐうぅっ!」

 塞がれたキャラの口からくぐもった声が漏れる。

「はっ…気っ持ち……いっ……」

 アースは眉を寄せて最初の波を乗り越えた。

「ふっ……ふぅんん」

 キャラの方も崩れ落ちそうなのをなんとか耐えて呼吸を整える。
 呼吸が落ち着くまで背中にキスを繰り返していたアースは、耳に響くシャワー音にピンときた。

「っ……!!」

 目を閉じていたキャラは、凄まじい快感に襲われて目を見開く。
 アースがシャワーのお湯を淫核に当ててきたのだ。

「…!っ……!!」

 キャラはイヤイヤと首を横に振って刺激から逃れようと腰を引く。


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