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真夜中の淫謀
【レイプ 官能小説】

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終わりのない恥辱-8

 職場でこっそりマミのパソコンをいじり、出来上がっていたはずのデータを消去した。お昼の休憩時間にはマミと一緒にランチを食べながら、凌辱されるマミの動画を延々と見せ続けた。青い顔をして震える姿を見ると、少し気分が良くなった。

 みずき自身が大塚にされてきたことも試した。夕方の誰もいない公園で、下着を脱がせてオナニーをさせた。スカートを自分で捲りあげさせ、クリトリスを自分で擦らせる。もちろん絶頂を迎えるまでやめさせない。恥ずかしいなどという気持ちよりも、人間としての大切な何かを踏みにじられたような感覚。終わった後、マミは砂にまみれるのもかまわずにその場に突っ伏して泣いた。

 出勤するときに小さなローターを膣内に挿れさせ、みずきが合図のメールを送ったときには必ず仕事中であってもお手洗いに行かせ、それを使ってよがっている場面を動画で撮らせた。それがどんなに屈辱的なことであるかは、経験したみずきが一番よくわかっていた。

 大塚はことのほかこの遊びを気に入り、みずきのかわりに仕切り始めた。動画のデータを集めて男たちに売りさばいているらしい。どうでもよかった。とにかくマミが幸せでさえ無ければ、やり方はなんだってかまわない。

 そんな状態で仕事に身が入るわけも無い。かわいそうなマミ。今日のように上司には毎日のように叱られていたし、同僚からは心配と好奇が入り混じった視線を浴びていた。反対にみずきは『仕事ができない同僚をかばう優しい子』というイメージを確立していった。

 日に日に痩せていくマミの姿は哀れに見えたが、みずきは自分が受けた傷の方がずっと大きいのだと思いこむことにした。何より、マミを苛めている間は斎藤のこともエリナのことも考えずに済んだ。

 エリナを殺してしまいたい、他人の幸せを壊したい、そして自分も消えてしまいたい。一樹くんの胸に甘えたい、彼の隣で笑いたい。いくつもの矛盾する思いのなかで、みずきはレースの日までマミを苛めぬくことに没頭していた。


 そして流れるように日々は過ぎ去り、レース前日、運命の土曜日がやってきた。

(つづく)


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