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真夜中の淫謀
【レイプ 官能小説】

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深まりゆく関係-5

「親父と同じことをしろって?残酷だな・・・」

「嫌なら、無理しなくていい」

「ふふ、嫌なわけない。ほら、ここ見てよ」

 トオルの性器は大きく下着を押し上げていた。ふたりで熱くなった体と笑い声を絡ませながら寝転がる。柔らかなベッドはわがままな人間たちをいつでも優しく受け入れる。

「じゃあ、ここは今から電車の中だ。目を閉じて・・・季節は夏で、デートの待ち合わせに向かう君はまだ高校生で、すその短いワンピースを着て電車に乗っている」

「いいわ・・・」

「電車は混んでいる。次の駅にはなかなか着かない。ぼんやりと景色に見とれているうちに、悪い男が君の後ろからお尻を撫で始めるんだ・・・こんなふうに」

 頭の中にイメージが広がる。海岸線を走り抜ける電車。夏の日差しをたっぷりと浴びてきらきらと輝く海。少女は何を思うだろう。いまから会いに行く彼のこと?それとも・・・

 トオルの指がお尻に触れる。指先で触れる程度の軽い刺激が与えられる。その指はお尻の割れ目をなぞって足の間に忍び込んできた。きっと少女は驚き、身を捩って逃げようとするだろう。

 こんなふうに。

 エリナがトオルの手から逃れるように体を動かそうとする。でもそれはかなわない。すでにトオルの片腕はしっかりとエリナの腰を抱いている。太もものあたりに大きく勃起した性器が押し付けられる。その先端が濡れていることまではっきりわかる。

 指はエリナのすでにぐっしょりと濡れた部分にたどりつく。粘液の擦れる音が聞こえる。きっと少女は恥ずかしくてたまらないはず・・・

「やめて・・・やめてください・・・」

 小さく漏れ出た声は、自分のものとは思えないほど弱々しかった。さらに興奮が高まる。体の芯がじんじんと痺れてくる。言葉とは裏腹に、トオルの指にその部分を自分から擦りつける。

「ねえ、どうして触る前からこんなに濡れていたの?そんなに男が欲しい?」

 耳元で囁くトオルの声がいつになく意地悪に響く。指は茂みを掻きわけ、見つけ出したクリトリスをきゅっとつまんだ。足先まで痙攣するような快感。息が上がる。たまらなく苦しくなる。


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