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キスの花束を
【女性向け 官能小説】

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キスの花束-9



私の涙を見てツカサの手がゆるんだ・・・


「紗江子さん、傷ついた?」

「俺もだよ?俺もだよ?
紗江子さんのことはずっと前から知ってたんだよ。
紗江子さんが上司と不倫してたのも
兄さんに聞いて知ってた。

でも、好きになっちゃったんだ。

だから兄さんに会わせてくれるように頼んだんだよ」

「ツカサ・・・」

「俺、紗江子さんとメールできて
デートできて、セックスできて
すげー、幸せだった」


「それをあんな形で一方的に切るなんて
ずるくね?」


うん。ごめん。


「俺、めちゃめちゃ傷ついた」


うん。



ツカサは玄関のその場に座り込んだ







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