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万引き少女と店長
【鬼畜 官能小説】

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手癖-2

―――
―…

今日も万引き、バレなくて良かった。

そう思ってホッとしながら自転車にまたがったが、男に声をかけられ一瞬にして自分の顔が青ざめていくのが分かった。


「君、支払いしてないよねえ?」


声をかけてきた男の胸には、『店長 市川』と書かれている。

心臓の音が、はやい。


「えっ、なんのことですか…」

「ふうん、しらばっくれるの?私ね、君の行動が怪しいから監視カメラでずっと見てたんだよね。」


警察―

そんな言葉が頭をよぎる。
親にも言われてしまうのだろうか。学校には?友達にも知れ渡ってしまったら?


「じゃ、とりあえず事務室来てくれる?」

「…はい。」


色んな考えが頭の中を駆け巡ったが、バレてしまった今、ただこの店長に従うしかなかった。


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