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ゼビア・ズ・サイドストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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時の邂逅-18

「はあ…んんぅっ……いっぱい…入ってるぅ」

 動こうとするウィルをデレクシスはキツく抱いて止めた。
 もう少しこうしていたい……と、いうのは建前で今動かれたら出ちゃいそうだから。

「んあっ意地悪ぅ」

「どっちが?……っ……ちょっと待ってっ……」

 ウィルと繋がると余裕が無くなる……情けない。

「いやぁん……我慢できないっ」

 ウィルは抱き締められてても出来る範囲で腰を動かした。

「うぁっウィルっ」

「ぁ……あぁ……擦れて気持ちいいっんぅんっ」

 擦れているのはコリコリに硬くなった乳首と、結合部のすぐ上にあるクリトリス。
 自分ばかり余裕が無いのは悔しいので、デレクシスは指を舐めると唾液にまみれたそれをクリトリスにあてがった。

「きゃあうっ!」

 そのままぐりぐりと押し当てて小刻みに揺らす。

「あうんっ!それ、ダメぇっ」

 ウィルは髪を振り乱して喘ぎ、デレクシスの背中を掻きむしった。

「つっ」

 背中の痛みに少し気が逸れたデレクシスは、ここぞとばかりに下からウィルを突き上げる。

「ひいあっあぁっ!凄っ……ああんっいやっやだっ」

「はっ…はっ…嫌?やめる?」

「ダメダメっやめないでぇっ…はぁんっもっと…もっとっ!」

 ウィルはデレクシスにしがみついて腰を振り、デレクシスはウィルの胸に噛みついた。

「いっ!んあぁんっ」

 ビリッと痛みが走ったがそれが凄く気持ち良い。

「あぁんデレクっそれ…っいいっ…気持ち良いよぉっ」

「はっ…はっ……ウィルっ!」

 デレクシスは更に下からの突き上げを強くして、ラストスパートをかけた。

「んあっあぁっイくぅっデレクっデレクっ……ふうっああっあぁぁっ!!」

 ウィルの躰の動きがピタリと止まり、ビクビクと震える。

「っイくっ……っ!」

 デレクシスも少し遅れて収縮するウィルの中に精を吐き出した。

「はっ……はっ……」

 荒い息を繰り返しながらデレクシスはウィルを強く抱く。

「はぁ……はぁ……デレク……ちょ…痛い」

 あまりにも強く抱くのでウィルが身動ぎして文句を言った。


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