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魔法少女ありす
【コメディ その他小説】

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カミーラ-2

「あら?」
ありすはその見知った顔に驚く。
「なんなの!?」
カミラはその人物に驚愕した。
すらりとした長身に長い金髪の髪にサファイアの様な青い瞳に鮮やかな赤い唇。
爆乳という表現に相応し巨乳でありながら重力に負けることなく美しい形を維持してる。
美しい容貌は妖艶な雰囲気をかもし出してる。
ありすはポケットから携帯を取り出し以前に由美から送られていた画像を確認する。
その女は確かに由美が国際指名手配になってるカミーラ・ドルベークと呼んだ画像の人物に間違いなかった。
「カミーラがもう一人いたっておちか…」
「貴女は一体、誰ですかっ?」
カミラが叫ぶ。
「カーミラ・ドルベーク」
その女は、妖しい笑みを浮かべて答える。
「ふざけないでください!」
「失礼ね。ふざけてなんかいなくてよ。私もカミラ・ドルベークなのよ」
「同性同名と言い張るの?でもその顔は何?私の10年後の顔じゃない!」
「魔法で顔を変えてるわけでもないし、まして整形してるわけじゃないわ」
「まあ、とぼけるなら、それでもいいけど。それより一体貴女の目的は何?」
「世界の破滅…ということにしておこうかしら」
「なんですって!」
さらっと言うカミーラに激昂するカミラ。
「ほえ〜」
憮然とスルありすは携帯をかける。
「由美ちゃん。ゴーレムを操ってる人の正体が分かった」
『へー。何者?』
「例の国際指名手配中のカミーラ・ドルベ-ク。本人はカミラちゃんの同性同名と名乗ってる」
『ほう』
「目的は世界の破滅だそうだよ」
『なんとまあ…。ありすちゃん。かまわないからぶっとばしちゃっていいよ』
そこにゴーレムの左手の拳がありスとカミラをなぎ払うように振るわれた。
2人は左右に別れ拳をかわす。
「ぶっ飛ばしちゃって言いよって言われても…」
ゴーレムの右の拳がありすめがけて振り下ろされる。
ありすの箒は拳を軽やかにかわす。
一方カミラは、飛行する箒の上にサーフィンをするかのようにバランスを取って立って攻撃魔法でゴーレムに攻撃し始めていた。
カミラの手から魔法の炎の矢が放たれるがゴーレムの体に命中してもむなしく消えていくだけだった。
「ゴーレムには、利かなくても…」
カミラは、魔法の炎の矢を再度、打つ。
炎の矢は、ゴーレムではなくゴーレムを操るカミーラめがけて飛んでいく。
しかし炎の矢はカミーラの目前で見えない壁でもあるかのように何かに当って飛散して消えてしまう。
「だよね。魔法に対して防御策は充分にしてるよね。」
ありすはそう呟きつつ携帯をしまう。
「ぶっ飛ばせって言われてもね…」
背後からゴーレムの左ストレートが飛んできた。
ありすの箒はその攻撃を察知して紙一重でかわした。
しかしありすは完全に不意を疲れ箒から振り落とされ落下した。
「きゃあ〜〜っ」
ありすは、10mぐらい落下した空中で停止した。
「なーんちゃって…。油断した」
ありすは自力で飛行してゴーレムの肩の高さまで上昇した。
「あ、ありすちゃん…箒を使わず空を飛べるなんて。とんでもない魔力…」
カミラはありすの力の片鱗に驚愕した。
「やはり危険な力…」
カミーラは、独り言をつぶやく。
ありすはカミラのそばへと飛ぶ。
「カミラちゃん。あいつは、攻撃魔法に対して強力な防御シールドを張ってるみたい」
「そのようですね。とすると物理的攻撃か…。でもストーンゴーレムだから生半可な物理的衝撃では通用しませんわね。」
「でも、ミサイルとかなら効くんじゃ…」
「ミサイルって?」
「あれ」
ありすが指さす方を見ると3つの光る物が近づいて来る。
「飛行機?…この国の軍隊なの?」
「自衛隊のF-15Jだよ」
「結界で外から侵入出来ないはず…」
「外からの侵入は無理だと思うけど初めから結界内にいれば結界は関係ないでしょ?」
「初めから?」
「この街には、空自の駐屯地があるんだよ。」
「そうなの?」
「うん。ちょっと挨拶してきます」
ありすは近づいて来る戦闘機へ向かって飛ぶ。
F-15Jは、3機の中央の1機が前に左右の2機が従い3角形のフォーメーションで飛行している。
ありすはその中央の機体のキャノピーの上にふわりと着地する。
『やっほー。おひさー!谷本一尉』
ありすは、キャノピー越しにパイロットに手を振り話しかけた。
「ありす!てめーっ。またお前がかかわってるのか!」
『ひどいなー。この街を守ろうとしてるのに……』
音速で飛ぶ機体の外にいるのにありすの声は明瞭に聞こえてくる。
ありすは、このパイロットとは面識があった。
「どうでもいいがキャノピーの上に立つな!」
『何?前方の視界はふさいでないよ。』
「馬鹿者ーっ!パンティーが見えてるぞ。」
『えっ?きゃあーっ!エッチーっ!』
ありすは慌ててキャノピーから飛び退いて機体の背中の方へと移動した。
『谷本一尉。こんなとこでラブコメですか?』
無線で右側を飛ぶ機体のパイロットの斉藤三尉が話しかける。
『やかましいぞ!そんなんじゃない!斉藤!』
『そうそう。本題だけど目標はストーンゴーレム。魔法で動くロボットみたいなもん。魔法により魔法防御がかけられていて魔法の攻撃に対してはほぼ無敵です。しかも、ストーンゴーレムは物理攻撃に対しても耐久性に優れてます』
「魔法に対して無敵で物理的攻撃しか効かないのに中途半端な物理的衝撃では通じないってことか」
『そうそう』
「ありす。お前は役立たずって事だな」
『そうなんだけど。なんかむかつく』
「ふむ。生憎、核は装備してない」
「わぁーっ!核なんっていらない!通常のミサイルで十分だよー。」
「何だ…つまらん。斉藤!浜村!聞こえたか?ゴーレムに対して対地ミサイルで攻撃をするぞ」
「了解」
3機は、編隊を維持したままゴーレムに接近する。










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