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25XX年
【性転換/フタナリ 官能小説】

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第一部-1

私はこの星の最後の人間にして全ての創造主でもある

名前は、…えと…名前………なんだっけ?

あまりに長く生きて忘れてしまった…とりあえず女王様と呼んでもらお…(殴っ

こほんっ…

とりあえずナンシーとでもしておこう

私はこの星で生まれ今この星には私しかいない、何故ならば、みな星を捨て別の移住できる星を探しに出たからだ

私は生まれてから自分以外の人間を生で見たことがない

1人と言うのも中々退屈であり忙しいものである

何しろ身の回りの事を1人でしなくてはいけないのだから(悲)

そこで私はお掃除ロボットや炊事ロボットなんかを作った

実際には作ったと言うのは些かアレであるが、本当の事を言うと倉庫に入ってたやつに電源を入れただけだ

勿論、故障した時にはよりグレードアップさせて改造をしてある(喜)

そんなこんなで、この星に私以外の人がいなくなってかれこれ百年は経つ

勿論その間に人が増えたりだとか減ったりはしていない

つまり生まれてからの百年間ずっと私1人だったのだ〜(泣)

だが悲しんでばかりもいられず私は色々と考えた

そしてトイレで(自主規制)を出すのと同時に、「そうだ!人がいないなら作ればいいんだ!」とお尻も拭かず、さっそく人体創造に取り掛かった

勿論お尻はお掃除ロボットがきちんと拭いてくれました…

とはいえここには私1人、私を何人も作ってもややこしくなるだけなので、とりあえず何でもいいから人工生命体を作ってみる事にした

まずは私のDNAを抽出してそれを培養、それから遺伝子組み換えやなんちゃらかんちゃらを行って、失敗もあったがどうにか試作品が完成した

見た目はまん丸く読者諸君は某星〇カ〇ビーを思い浮かべて貰えれば助かる

私はそれにカ〇ビーと名付…(殴っ殴っ

…丸っこいのでマールと名付けた

マールは人の言葉を理解はしているものの発する事はできなかった

私はマールに知識を与えるためのロボットを作り、助手兼ペットとして私の研究のサポートを手伝ってもらうことにした

私はマールによろしくねと言うと、マールもうんと頷くように体を前に傾けた…


第一部完

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