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ゼビア・ズ・サイドストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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王様の嫁取り大作戦-20

「見つけた」

 ドグザールは右手でソコをノックするように刺激し、左手と口で胸を愛撫した。

「はあっあぁっソコぉっ凄っ……良いっ!」

 イズミはドグザールの頭を抱え、焦茶色の髪をぐしゃぐしゃにする。

「あっンぅっイキ……そ……」

 中の指は穏やかなのにじんじんと痺れるような快感が沸きだしてきた。

「はぁっはぁっああ……ダメ……来るっ」

 中とは反対に胸は滅茶苦茶に弄られ、しゃぶられ、乳首への痛いくらいの刺激が逆に気持ち良い。

「あっ……ああっキョウ……キョウ……イくっああっアァっーー!!」

 沸きだした快感は背中を通って頭まで駆け上がり、一気に爆発した。

「っんあぁーーアァッダメぇっ!やめてぇっ!」

 イッたのにドグザールの動きは止まらず、沸きだす快感が止まらない。
 躰がガクガクと震え、何度もベットの上で跳ねた。

「いやっイヤァっ!も……やだっまたっ……あっアァあぁーーー!」

 一際大きく躰が跳ねると、イズミはヒクヒクと痙攣しながら意識を飛ばした。


ピチャピチャ

「……ふ……ぁ……あぁんぁ……?」

 耳に響く水音と下半身を襲う快感にイズミは意識を取り戻す。

「気づいたか?」

 声のした方に顔を向けると、いつの間にか全ての布きれを剥ぎ取られた淫口にしゃぶりついているドグザールが、テロテロに口周りを濡らして顔をあげた。

「きゃあっ」

 そんな所に居るのも驚きなのだが、ドグザールを濡らした自分の愛液の量に一番驚いた。

「な、な、な……?」

 思わず口をパクパクさせたイズミの足が閉じそうになったので、ドグザールは内側からそれを押さえる。

「どうだ?気絶するまでイカされた気分は?」

 ニヤニヤと意地の悪い顔で聞いてくるドグザールにイズミは声を失った。
 濡れ易くイキづらい体質のイズミにとって、連続で絶頂を迎えるのは初めての体験。
 大抵の男は自分の事しか考えてないので、一度もイカずに行為が終わってしまう事などしょっちゅうだったのだ。


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