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氷の解けた日
【SF 官能小説】

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ミアの贈り物-3

こういうことだ。あのプリンはミアの体の皮膚感覚とシンクロするものだったのだ。
17才ミアは乳房のプリンを。16才ミアは皮を被ったクリトリスのプリン。
そして18才ミアは大陰唇と小陰唇のある女陰のプリンを。
15才ミアは普通の皮膚の表面とシンクロする平たいプリンを。

 19才ミアは膣内の粘膜を中表に裏返した皺皺のソーセージみたいなプリンを私に舐めさせたのだ。

 そして、彼女らは私が舐めている時にリアルタイムで同じ場所を舐められているように感じていたのだ。

 そのときミア老婦人から14才ミアが出て来た。
彼女は私に何かを報告しようとしていたが、地面に転げまわる私を見て一瞬凍りついた。

 そのときに15才〜21才のミアが彼女の中に飛び込んだ。
まさかと思ったが、その通りになった。
14才ミアのカリアは地面に転げまわった。
色々な言葉を口走って全身を震わせよがり声をあげた。
今きっと彼女は全身を私の唇と舌で愛撫されている感覚を受けているのだ。
そして、私のファロスにも違う感覚が加わった。
カリアの膣が私のファロスを飲み込む感覚だ。
そのとき私の体内に声が聞こえた。
21才カリアの心の声らしい。
彼女は私が転げまわっているうちに私に入り込んだのだ。

『これはお馴染みのカリアのものですね。
じゃあ、これから無作為に違う器を試してもらいますからね。当てて見て下さい』

 カリアの膣が消えて違う膣が被さって来た。
これは大きい。もしかすると22才ミアの性器か? すると、体内から声が聞こえた。

『正解。ではこれは? 』

 私は彼女達と交わっているので、17才ミア・21才ミア、15才ミア、19才ミア、20才ミア、18才ミア、16才ミアの総ての持ち主を当てることができた。
すると今度は22才ミアがこんな提案をした。

『これからは年増女で申し訳ありませんが年齢を23才から始めて1才ずつ上げて行きます。
45才まで上げますが我慢してくださいね。
それとハヤテさまが射精しないようにプログラムしてありますので、一番最後になったときに射精してください。
絶頂感がしばらく続きますが、これが私達の最後のプレゼントだと思ってください。
そして14才から45才までのミアはあなたに愛され続けたと言う素晴らしい思い出を、私達もあなたからプレゼントされることになるのです。』

 そして年齢が上になるにつれて穏やかになるが微妙な腰の使い方をしているらしくテクニックが巧みになって行く。
おかしい。彼女は生涯処女だったはずなのに。
それに対する答えが聞こえて来た。

「例えば22才の私は14才からずっとあなたと交わり続けたという前提のもとでセックス経験が更新されて行くのです。
 
 あなたとは今日初めて交わりましたが、14才から毎年交わり続けてきたという思い出を持っているのです。
 
 だから初めてなのに何度もあなたと交わっている21才以下のミアより経験ゆたかなのです。

 それと気づきませんか?あなたの全身を唇や舌で愛撫する感覚が絞られてきていますね。
 
 くすぐったかったり、あまり反応が弱いところは徐々に消去して、一番敏感な反応があるところだけを選んで刺激を続けています。

 つまり自動的にあなた特有の性感帯を見つけてそこを攻めているのですよ」

 45才のミアが終わると見知らぬ女性器が私のファロスを呑み込んで来た。
全く形が違う性器だった。
いったい誰の膣なのだろう?

「これは、あなたが大ファンの女優さんのKさんの性器です。
でも安心してください。
ご本人とシンクロしないようにしていますから。
 
 腰の動きはもしセックスするとしたらこんなリズムかなという統計的な予想で動かしています。
 それからこれはあなたがよくうっとりして見ていたモデルのNさんの性器です。
やはり形や動かし方に個性がありますでしょう?
次はこれは現在のアニョンさんの性器です。
 
 破瓜を終えて性感が高まったときにこんな感じになるだろうという予想で動かしています。
 この技術はガルチック・コユナ社ではないので、本人にシンクロさせてしまうのですね。
 これは、あなたがちょっと心が惹かれたコロニーで会った上品な女性ノリアさんの性器ですが、あの方も処女ですので18才くらいのときの性器で性感を覚えた時期の反応を予想しています。
 あなたの別れた奥さんのは資料がないので勘弁してくださいね。
 最後に14才ミアの性器でフィニッシュです。
 カリアと一緒に逝ってくださいね。では逝ってらっしゃい!」


 私は頭が真っ白を通り過ぎて、本当に眩しい光に照らされた感じがした。

 もう全身が空中に浮かんで、全身から光が出て周りがすべて真っ白に輝いて、上も下も右も左もない、前も後ろもない世界に私は溶け込んでいた。
 
 そしてハーブのような香りが周囲を満たした。
次に薔薇の香り。
次にラベンダーの香り。
次々にさまざまな快い香りが私を包み、私自身が香りになった。
そして私は射精しているようだった。
それが他人事のように思える。

 私は肉体を離れて、魂だけの存在になりそれが光と香りと爽やかな風で満たされていたのだ。

 これらはすべて彼女らが、いやミアが演出してプログラムして私に贈ってくれたものなのだ。でも、なぜ?
 


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