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ゼビア・ズ・サイドストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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マリッジブルー-16

「リン様、おっしゃった通り効果抜群でしたわ」

 少し背伸びをして耳元でコソコソ話すステラにリンはクスクス笑う。

「何かあったらいつでも聞いてちょうだい♪ベルリアに頼めば魔法の鏡使わせてもらえるからね?」

 リンはウインクして言うと、ステラの唇にキスを落とした。

「……ドグザール殿……手が早いのはゼビアの国民性かい?」

 ギルフォードは顔をひきつらせてゼビア国王に聞く。
 そういえば、リンも初対面でラインハルトとギルフォードの頬を叩いていた。

「いや……その……お前ぇらっ!それ以上ゼビアの品位を落とすんじゃあねぇ!!」

 ゼビア国王の悲鳴に近い怒号に全員が笑う。

本日も快晴!!


ーマリッジブルー・完ー


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