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調教の館
【その他 官能小説】

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第1章-3


さて、ここでネットで募集した女の調教の話に戻ろう。


始めに私が紹介する女はそんな女の一人である。
名前を・・恭子という。

ここで、私が女達をどう確保し、どう集めてくるか
と言うことを述べてみよう。

前は、SMクラブや、その手のグループ、
SMの催しの見学者や愛好者、私が直接逢い交渉した女等・・

そういう場所で女を確保したのだが、
意外とそういう所でもこれぞと言う女は少ない。

本当のM女というのは、思ったよりも多くはない。

興味本位で付いてきたり、少しばかり経験があると言っても
いざ調教を始めると、その厳しさに逃げ出してしまう女が殆どだった。

それは、本質的なM女ではないからだ。
 
心から従属され、従う本物のM女でなければならない。
単なるSM遊びならそれでも良いだろう。

しかし、私が目指すものはそういう柔なものではない。
本当に、死ぬほどの苦痛を与え、幾度もその試練に耐え
その苦しみと、喜びを知った女でなければならない。

それには地域的でなく、その視野を全国的に広め、
真の奴隷女を求めなければならない。

その方法として、私はネットを利用することを思いついたのである。

まず、SM愛好家が多く利用するサイトで広告を出した。
それにはこう書いた。

「M女性募集中・・
我が方は、容姿にこだわらず、本当にM女性として心から調教を受けたい方を募集中。
調教に於いて、我が方は一切の妥協はしません。
本当に真の調教を受け、心からM奴隷に成りたい方のみお待ちしています。

下に示しますアドレスにメールをして下さい。

メールでやり取りし、その中でお互いが納得した場合に写真を交換をし
お互いを確認します。更に実際に会って面接をし、最終決定をします。

尚、リアルで会う場合の交通費等は自己負担になりますが、
その他の諸費用は当方の負担となります。

詳細はメールや電話でお問い合わせ下さい。
多くのM女性志願者又は実際のM女性の方、是非お待ちしています。

竜崎 堅太郎」

これが私の広告の内容である。
すると、すぐに反響はあった。
まず、二日経ってから5名ほどのメールが届いた。




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