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欲望
【その他 官能小説】

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第1章-2


最近は直ぐに濡れるエリカは
挿入しやすくなってきたなと、幸彦はつくづく思うのだった。
美しい獲物は裸になって、その美体を幸彦の前で惜しむことなく晒している。


ピンと張ったふくよかな乳房と、締まったウエスト・・
弾力のある尻は女の欲望でムチムチとしていた。
肩まである長い栗色の髪は、官能に身悶えるとき妖しく揺れる。

股間に目を移せば
薄い陰毛に潜む女の部分は垂れるほど感じて、濡れていた。
それが密のように甘さを持って濡れて光っている。

幸彦は、今、エリカの中に自分の太いペニスを挿入し
深く彼女の中で結合していた。

エリカの豊満な乳房を揉んでいるだけで、膣がきゅっと締まり、ペニスは痺れてくる。

「おぉ・・もっと股を締めてくれ!尻の穴に力を入れて締めろっ、エリカ!」
「あぅ、はい、パパぁ・・」

幸彦のペニスは、その度にキュッとエリカの熱い卑肉で締まり、夢見心地になる。
(おぉ・・気持ちが良い、最高だ、最高の女だ、エリカ・・)

エリカは幸彦に言われるままに、尻の穴をすぼめ、力を入れる。
こうすると、自分ではあまり分からないが、キュッと膣が締まるような気がする。
これも、女を知り尽くした幸彦から教わったのである。

「おぉ、エリカ・・気持ちが良いぞ!逝きそうだよ、あぁ」
「あん!社長、エリカもよ・・あぅぅ・・」

エリカは膣に幸彦のペニスを挿入され、感じすぎてつんと立っている乳首を弄られ
再び絶頂を迎えそうだった。

その時には、いつも強烈に尿が出たくなるほど感じてしまうのだ。
激しく登りつめ、歓喜に耐えきれず逝くときには、
思わず幸彦の身体を軽く噛んでしまう癖があり、幸彦はそのとき顔をしかめ痛がる。

思わず、幸彦は大袈裟に声を出すのだ。
「あうぅ、いたた!」

何度、肩や腕などにエリカの歯形が付いたことか。
その時、幸彦は美しい女の吸血鬼に血を吸われる優男になった気持ちになる。

エリカに血を吸われ、このまま死んでしまうように恐ろしくなる。
しかし、どこかでそんなとき、死んでも本望だと思うときもある。

後で、そういうときは必ずエリカは甘えた声で謝り、許しを請う。
「ごめんね、パパ・・またエリカ噛んじゃった・・」
「いいさ、エリカ、この歯形がお前の愛の証だしな」
「うふ、ごめんね」

幸彦は、甘えながら見つめるエリカを抱きしめる。

しかし、悪い気はしない。
愛する女と結合しながら、腹上死したとしても悔いはない。

幸彦はエリカが可愛いのだ。
とは言え、エリカは三十才は過ぎている女なのだ。
若くはないとはいえ、自分の娘ほどの年齢の差がある。

彼は、この若い女を感じさせている自分に満足していた。
(俺ほどの男で、これほどの者はいないだろうな)


幸彦は、頭のてっぺんから突き上げられるような快感に襲われていたが
もう二度も射精していた。
この歳になると三回目はきつくなる。

しかし、この美貌の女を見ると、再び沸々と活力が増してくるのだ。
エリカのむっちりとした尻を抱き、幸彦はペニスを突き上げる。

グイグイと自分の下半身の分身を、愛する女の中に挿入しながら
幸彦はもうどうなってもいいと思っていた。
二人は官能の限界を堪えきれず、まずエリカが逝く。

(ああ、パパ・・また逝くっ!)




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