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悟りのセックス
【鬼畜 官能小説】

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第3章-3


だから・・・と言う言葉を描きながら
真梨子は次の言葉を頭の中で探していた。

(だから・・・だから、わたしは死んでも良い、
こんなに素敵なことがあったなんて
私は知らなかった、知ろうともしなかった・・)

そう思うと快楽の中で、止めどもなく熱いものが眼の中で溢れ
それが涙となって寝ている自分の頬に流れていく。

涙は美しい玉となって滑りながら真梨子の頬を濡らす。


その瞬間から真梨子は憎んでいた母を許していた。
それは思い出したくない記憶だった。

大好きだった父が亡くなって、
それほど時間が経っていないというのに母がした行為。

叔父との破廉恥な、あの行為を思い出していた。
あの時、母は寂しかったのだ。

あの時の母は、女だった。
父の亡くなった後、一人だけで自分を育て生きてきた。
それでも母は女だった。

自分が見た、あの破廉恥な行為
いやらしいと感じたセックスの行為


あれは母が生きる為のエネルギーだったのかもしれない。
たしかに自分の前でするなんて、
そういう思いは確かに今でもある。

でも今は許そう
そうしなければ、自分は前には進めない
そういう思いを振り切り、全てを許して前向きに生きていきたい。


真梨子の心の中で母を許した瞬間から、真梨子の身体は反応を始めた。
突き上げるような快楽が真梨子の身体に訪れていた。

「ああぁ、ご住職様・・からだが、からだが・・」

真梨子は目を閉じ、うわごとのように声を震わせていた。

「おぉ、真梨子さん、どうやら気持ちが目覚めたようじゃな」
「はい、なぜか体中が痺れてきました、それに・・」

「ほう?それに・・とは?」
「私の心の中で、今までわだかまりになっていた、母を許せました」
「そうか、それは良かったな」
「はい、ご住職様、ありがとうございます」

「では、これから貴女が求めていた快楽というものを心を込めて、
この弟子の芳念と私で授けましょう」

「あぁ、ありがとうございます、ご住職様」

真梨子は眼を開き、住職と弟子の芳念の顔を見た。

二人の男は喜びに満足し、
これから思う存分に、真梨子をセックスのいけにえとしての行為ができる
そう思うだけで、彼等のペニスは更に固くなり始めていた。




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