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ゼビア・ズ・ストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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君のいる景色 -14

「ふぁっあっ……気持ち……いい……」

 胸に刺激を与えつつ腰の動きを少しづつ大きくしていく。

ジュパ……ジュク……

 水面ギリギリで繋がっているので腰を打ち付ける度にお湯が躰に当たって卑猥な音と混じった。

「は……あぁっあっあっ……」

 徐々に強くなる打ち付けに頭の中が白く霞んでいく。

「あっあぁっ……も…イくぅ……!」

「まだだ」

 またもや動きを止められたうえに、躰の中を埋めていたモノが引き抜かれた。

「っんもうっ!!……お願いだからっ……!!」

 快感を求めて胎内がひくついて気が狂いそうになる。
 ぐてんと淵にうつぶせて荒く呼吸をするキャラは腹立たし気にアースを睨んだ。
 キャラがもたれている淵に腰かけたアースは、キャラの躰を引っ張り上げて自分に跨がらせる。

「もう浮気しねぇな?」

 キャラの腰を掴んで動かないようにすると、肉棒で淫口をツンツンつつきながら問いかけた。

「……しないっ……だから早くぅっ」

 アースの両肩に手を置いたキャラは涙目で懇願する。
 キャラの答えに満足気に頷いたアースは腰を固定していた手の力を抜いた。

ジュプゥッ!!

「きゃああぁぁぁっんん!!!」

「っくっ……」

 狙いすませて挿入された肉棒はキャラの良い所にゴツンと当たり、それだけでキャラは派手に矯声をあげて呆気なく絶頂に達する。
 散々焦らされ続けた躰は何度も収縮を繰り返し、長引くエクスタシーにガクガクと躰が震えた。

「あっ…ああっ……」

「ふっ……くぅ……」

 アースは搾りあげるように締めつける肉壁に負けそうになりながらも、なんとか射精感を堪える。
 ここでアースが出してしまったらお仕置きにならない……が、これではどっちがお仕置きされているのか疑問だ。

「あっ…はぁ……はぁ……はぁ」

 やっと躰の痙攣が治まったキャラはアースの首にすがりついて力を抜く。
 呼吸を整えながらうっすらと目を開けると、目の前に肩の傷跡が見えた。
 キャラは肉の盛り上がった傷跡をそっと指でなぞる。

「っ……やめろよっ」

 傷跡はそこだけ皮膚が薄く、妙に敏感なのだ。

「痛い?」

「少し」

 キャラは少し躰を離して脇腹、太もも、ふくらはぎと傷跡を辿る。


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