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ゼビア・ズ・ストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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君のいる景色 -13

「あうっ」

 慌てて温泉の淵に両手をついて躰を支えたキャラは何事かと顔だけアースに振り向いた。

「刻み込めよ?」

 アースの金色の目の奥に冷たい炎が見える。

ぐちゅうっ

「ひあっうっ!!」

 いきなり2本の指が入り込んできてキャラは躰を強張らせた。

「あっあっ……ふ……うぁ……」

 指はぐちゃぐちゃと中を掻き回すが良い所は避けている。
 もどかしい刺激におかしくなりそうだ。

「ああ……お…願い……もっとぉ……」

「ダァメ、イかせねぇ」

「やだぁっ……あぅ」

 アースは背中を舐めあげながら所々に吸い付く。

「ひぁっ……あぁ……」

 吸い付く度に指が締め付けられる感触にアースはほくそ笑んだ。

「お前……Mっ気あるよな……」

 耳元で囁きながらその耳を軽く噛んでやると肩がぶるぶる震える。
 強めの愛撫が好きだし、言葉責めや羞恥心を煽る行為にも順応できる……調教次第で立派な性奴隷になりそうだ……が……そんなキャラには興味無い。

「はぁ…はぁ……アース……ねぇ…挿れて……?」

 どうにも我慢が出来ずにキャラは自ら腰を揺らして誘ってきた。

「…っ!……ったく……お仕置きにならねぇじゃねぇか……」

 潤んだ瞳にゾクゾクと背筋に欲情が走り、アースはキャラの髪を掴んで後ろを向かせて唇を重ねる。
 今度は優しく……慈しむように。

「……っはやく……」

 キャラの囁きを遮るようにもう1度キスをして腰を掴むと、猛り狂った肉棒をことさらゆっくりと挿入していく。

「あ…ああっ……いいっ…もっと動いてぇ……」

 焦らしに焦らされたキャラは恥も外聞もかなぐり捨てて懇願した。

「ダメだって……」

 背中に覆い被さったアースは自身を包み込む肉壁の温もりを味わうように緩やかに動く。

「ぁ……んっ」

「あったけぇ……」

 両手を前に回して胸を包むと指の間に乳首を挟んでふにふにと揉むとキャラの躰がピクッと跳ねた。


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