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魔法少女ありす
【コメディ その他小説】

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べたな?出合い-5

由美が会話に入ってきた。
「ええと…貴女は?」
「私は工藤由美。ありすちゃんの友達よ。よろしくね。」
「私は宮の森里美。よろしく。2人の仲が良過ぎたからだよね。あんまり仲が良すぎて妬けちゃうよね。」
「あははは…」
「えへへへ…」
ありすと由美は、顔を見合わせて照れ笑いをする。
「ところで、カミラちゃん。今日の学校の帰りなにか予定ある?」
「いえとくに予定はないです」
「よかったら、帰りにお茶しないかなと思って」
「ぜひ、ご一緒させてください」
カミーラは即答する。
「何てことでしょう。私もぜひ同席したかったのに…今日は、生憎ピアノのレッスンが…。何で今日は、ピアノのレッスン日なのかしら。いっそレッスン休みましょうか」
里美は心底残念がってる。
「あら、残念だね。でも土曜日もあるし」
「そうでしたわ。」
「土曜日?」
「あ・・あのね。土曜日に里美ちゃんのお家でハロウィンパーティ−をやる予定なの。私も由美ちゃんも御呼ばれされてますし、カミラちゃんもどう?」
「えっ?よろしいのですか?」
「もちろんですわ。大歓迎ですの 。ありすちゃんと工藤さんだけじゃないのクラスの皆さんもほとんど出席していただける事になってます。カミーラさんもぜひご招待いたします」
「ありがとうございます」
「いつのまに…さすがだね里美ちゃん」
「先ほど名案が浮かびましたの」
「なんですか?宮の森さん。」
「ハロウィンパーティーからハロウィンパーティー兼カミーラさんの歓迎パーティーにしますの」
「宮の森さん!グッドアイディア!」
「でしょ?」
「里美ちゃん。それいいよ!」
「でしょ?でしょ?」
里美とありすと由美は、手を取り合って大はしゃぎし始めた。
「ええっ?本当に……。そんなにしていただかなくても…」
3人のはしゃぎぶりにカミーラは圧倒された。


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