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魔法少女ありす
【コメディ その他小説】

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べたな?出合い-4

「貴女方、反省した?」
HRが終わったらしく坂本優子が、教室から出てきて2人の前に来た。
「はい。すいませんでした」
2人は同時に素直に頭を下げた。
「判ったならもういいわ。もうやらないように」
「はい」
2人の返事が見事にはもる。
「本当に仲が良いわね。メモのやり取りは、褒められないけど、ドルベークさんは、なれない異国で何かと不安だと思うのでお友達になって力になってあげてね。にしてもなぜメモ?普通は携帯メールとかじゃないの?」
「携帯だったら没収するでしょ?」
「まあ、立場上はそうするしかないな」
「でしょ?安全策のためのメモです」
「……もういい。席に戻って授業の準備をしなさい」
「はーい」
再度返事がはもる。
2人は、教室に入るとカミーラの姿を探した。
「お生まれはどこですの?」
「日本の印象は、いかがですの?」
「趣味は何ですの?」
カミーラは、他のクラスメイト達に取り囲まれて質門攻めにあっていた。
「たいした人気だね」
「金髪の美少女の転校生だよ。当然の反応かと」
「これって私達がおせっかいを焼くまでもなく。すぐにクラスに打ち解けられそうね」
「どうでしょうね?今はもの珍しさが手伝って注目を集めてる過ぎないとも言えますわ」
「あっ、里美ちゃん。おはよう」
「おはよう。宮の森さん。意外ね。貴女ももの珍しさに惹かれるタイプかと思いました。」
「失礼ね。私は普通に転校生は新しい友人として受け止めるだけです。」
「ああ。そうだ、里美ちゃん。土曜日のハロウィンパーティーのご招待お受けさせていただきます。」
「本当に!本当に来てくれるの!うれしーい。ありすちゃん!ありがとうー」
「こちらこそお招きありがとうございます。今から楽しみだよ。」
「じゃあ、私も出席させていただもよろしいですか?」
「もちろんですわ。工藤さんもぜひご参加ください。歓迎いたしますわ。」
「里美ちゃん。カミラちゃんも誘ってもいいですか?」
「もちろん。大歓迎ですがまだ、お話もしてないのに来てくださるかしら?」
「だから、お誘いするの」
「なる。いい考えかと思いますよ。」
カミーラがクラスメイトに取り囲まれてるため話のきっかけがないまま授業が始まりそうなため3人とも各自の席に戻る。
アリス達は、ようやく次の休み時間にカミーラと話すことが出来た。
「ごめんなさい。ありす。」
「はい?どうしたの?」
「さっき先生に注意されたのは、私のことが現因なのでしょ。」
「ううん。そうじゃないの。」
「そう。私のせいなの。」


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