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フォックスハンティング
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危ないアルバイト-3

「しかし、前日、休みってのは、いいアイディアだぜ。孝」孝の友人雅人は双眼鏡で眼下のビーチで遊ぶ3人の様子を覗いていた。
「だろ? じっくりと、品定めできる」
「リサってのは本当いい体してる。オレの獲物は、リサだな」
「おい、他の連中にもちゃんとまわせよ!」
「わかってるって! でも獲物を捕まえたやつが1番にやる権利が、あるんだろう」
「そうだ。しかし、ちゃんと他のやつにまわすのがルールだ」
「しかし、隆、おまえは、主催者だ。本来、お前が1番でも誰も文句言わないぜ」
「俺はいい。俺は、あの獲物達が、絶望の表情を眺めるのが好きなんだ」
「お兄様の獲物は、私ですものねー」次女の瞳がソファーに座ってる隆に抱きついてきた。
 瞳は、セミロングの髪に緩めのカールをかけてる。やや小柄の割りに麗子同様巨乳だった。
「それは、そうと、あの由美ってのは、なんだ。子供じゃないか! 何であんなの選んだ?」
「あれは、おまけだ。あいつなら間違いなくバージンだ」
「あんな子供じゃないと処女がいないってか確かに」
「あいつが処女を奪われ泣き叫ぶのが、面白そうだから選んでやった」
 ラウンジの部屋の真ん中には、ポールが2本立っていた。
雅人はポールの側まで来ると左右の両方のポールをつかみ両手がポールに縛りつえられてる演技をはじめた。
「こんなふうに、縛り付けて。かわるがわる犯してやる。そしたら、きっと、犯さないでーイヤー。やめてー。犯さないでー」
女の演技を始める。男達の中から、失笑が、漏れる。
「待って。隆!由美は、私の獲物よ。一生、ペットにして可愛がってあげる」ソファーで、もくもくと飲んでいた麗子が、立ちあがった。
「みんなもいいわね!由美を捕まえたら、私に差し出しなさい!」
「姉貴、一つ条件がある」
「なによ」
「全員が、みてる前で由美を、嬲り者にしてくれ。俺は、あいつらが、泣き叫ぶところを、見れれば、特に、文句はない」
 三人のメイドたちは、表情一つ、変えず、酒を運ぶため動き回り続けていたが、一人、祥子が、一瞬、にがにがし表情を浮かべた。
 祥子は、その一瞬の表情を瞳に見られていたのに、気がつかなかった。

 夕方、ディナーの時間。
由美、リサ、今日子の3人もゲストとして食事に招かれた。
 しかし、由美だけ、予定の時間に5分ほど、遅れてきた。
「由美ちゃん、こちらに、いらっしゃい」
麗子に手招きされた。
由美は、麗子の前に行くと、すぐに頭を下げた。
「約束の時間に遅れて、大変、申し訳ありません」
「あら、別に、いいのよ。今日は、お客様ですもの。ただし、明日は、きちっとしてもらわないとね。時間を、守れない子は、嫌いよ」
「はい、二度と、このようなことが、ないように、いたします」
麗子は、おだやかな言葉と、表情で話してるが、その目は、穏やかと言うにはほどとおかった。
「さあ、席に、戻りなさい。皆さん、お待ちかねよ」
「はい、ありがとうございます」再度、一礼して、席に向かう。怖ーーーーーー、目が、怒ってる〜〜〜〜〜〜〜。
「さあ、はじめてくれ」隆が言うと使用人達が、料理を運び始めた。
今日子、の隣の一番末席が、由美の席だった。
「どうしたの? 遅れてくるなんて」


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