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天原の庭〜純潔乙女の聖なる儀式〜
【ファンタジー 官能小説】

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二人目:エミリア-1

私の名前はエミリア。
純潔の乙女に選ばれてから、そうね…多分十八年くらいになるわ。

でも他の子…。
他の純潔の乙女達と私とは違うの。

他の純潔の乙女達は、その高潔さから神託により選ばれるんだけど…。

私は、言うなれば罪、言うなれば罰。

私のママは娼婦だったんだって。
娼婦って言うのは…何だかよくわからないけど、それはとても罪深い行いらしいわ。
言うのも憚られるくらいに…。

そんなママから産まれた私は、悪の権化なんですって。

だから本来ならすぐに殺されても仕方がなかったそうよ。
でも、それを慈悲深い神々がお止めになった。

私が悪の権化である事は変えられないけど、それを浄化する事はできるって、そう言って神々は、私をここに、天原の庭に連れてきてくださったの。

神々は毎日、私を浄化する為に降りてきてくださるの。
わざわざ人の姿を借りて、私の為に…なんて慈悲深い!

今日もこれから、浄化してもらうのよ。

一日でも間をあけると、私は悪に染まってしまうの…だから毎日、神々は交代で私を浄化してくれるの。

苦しいし、辛いけど…でも悪を浄化された瞬間はとても気分がいいのよ。

さぁ、もう行かなくちゃ。
今日は月に一度の大浄化日だから、沢山の神々が私を浄化してくれるの。


「それじゃぁ、またね。小鳥さん」


そう私に言って、彼女…エミリアは階段をかけあがって行きました。
最上階の儀式の間に行ったのです。
複数の神々が集う時はいつも、最上階の儀式の間が使われていました。

あくまで、彼女達の言う神々が…です。

私はひとっ飛びして、最上階の儀式の間がよく見える所へ陣取りました。
部屋の中にはすでに、神々が集まっていました。
今日はどうやら七人だけのようです。
いつもなら十人はいるのに…。

するとそこへ、彼女が、エミリアが現れました。

神々は挨拶も其処らに、エミリアを儀式の間の中央、大きな神台の上に乗せました。
あっという間にローブは剥ぎ取られ、今やエミリアは何も纏っていません。

白い肌も、柔らかな乳房も、淡く桃色に色づいている乳首も、滑らかな曲線を描く腰も、綺麗に整えられている陰毛も…何もかもが、神々の前に晒されていました。

しばらく、神々はエミリアを値踏みするように見ていました。

そして、一人の神がエミリアの閉じられていた両足を掴み、大きく左右に開かせました。
エミリアの秘部が、神々の目前に惜しげもなく晒されます。
エミリアは顔を隠してその羞恥に耐えているようでした。

しかし。

別の神がエミリアのその両手を掴みました。
エミリアの羞恥に染まった顔を見て、神々はニヤニヤと笑みを浮かべます。

エミリアはそんな神々に、痛々しいほどの笑顔を向けて言いました。


「神様、どうかこの罪深い私に御慈悲の手を…」


私はソレ以上エミリアを見ていることが出来ずに、他所へと飛び立ちました。
飛び立った瞬間、最後に目に入ったのは、神々とやらに群がられたエミリアの姿でした。


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