明子と朱美の会話・・3-6
朱美は少年の腕に抱かれながら、微笑んでいた。
彼がこういうことを或る程度は予想してはいたが。
「彩菜ちゃんは彩菜ちゃんだし、でも僕はおばさんが好き、それじゃダメですか?」
彼は思いの外、大胆になっていた。
何故なら、この朱美という女は、そんな優しさを持っていたからであり、
見たところ母と同じような年齢であり、甘えたい・・という気持ちもあった。
それは彼が始めて経験した女性であり、
忘れられない人になったからである。
それ以上に彼の心の中では、始めて味わったセックスの喜びかもしれない。
正確に言えば、まだ喜びを知るまでにはいかないが、
彼女なら自分に手ほどきをしてくれそうな気がした。
若い性欲が我慢しきれなくなっていたからである。
もう、アイドルタレントの写真を見ながら、こっそりとオナニーしなくても、
この生身の本当の女性が目の前にいる・・
自分を誘ったのも彼女からだったし
その気がなければ、僕を誘うことも無いはずだ。
(もし、許してくれるなら、このおばさんの身体でもっとセックスをしたい)
そう思うとこのチャンスを逃したくなかったのだ。
「勿論、良いわよ、私は大丈夫・・でも」
「でも?」
「ええ、お家は大丈夫?」
「あ、はい・・大丈夫です、上手くやりますから」
「まあ、うふふ、実はね」
「はい」
「私もそう思っていたのよ」
「そうですか」
「そうよ、うふふ」
お互いの心が一つだとわかり、再び二人は抱き合った。
そして、2回目のセックスの饗宴を始めるようである。