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留守番の夜
【兄妹相姦 官能小説】

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三時の夕立『雷:止まない雫』-3

午前3時。
…寝れねぇ〜!!

ヤりたい、キスしたい、声が聞きたい、会いたい…!
熱がこもった体じゃ、これが欲求不満なのか、恋なのかなんて分からない。
ヤりたい、好き、ヤりたい、好き、ヤりたい…
こんなんだから、成績も落ちんだよな。
なのに片桐は、補習が無いだって?
あ〜、イラつく!!

でも、とりあえず今の俺にできることは…"自家発電"だけ。
夕方、アイツに会ってからというもの、ずっと半勃ちだった。
提案したテニスのスコート姿が楽しみで、今も考えただけでバッキバキ。
モノを取り出すと、もうカウパーが滲んでる。
アイツを思って溢れ出る雫…。

ぐっと握ると、期待したエロい目付きの片桐が目に浮かぶ。
突いてるつもりで手を上下させると、頭ん中でアイツが啼く。
細っこい腰を引き寄せて、尖ったアゴをつかんで、丸い尻や胸を揉みしだきながら、見据えてやりたい。
そんで、泣きそうな声で俺に懇願してくるまで、メチャメチャにしてやりたい…!

…―「あぁっ、サク…!
あたし、もうっ…っ!」

今じゃ、最後は一緒にイくんだ。
前は俺のペースでヤッてたけど、今はアイツと同時がいいから。
その方が気持ち良いし、なにより、イく時にキスすると、ものすごいエロい舌遣いしてくんだよな、アイツ。
あぁ、思い出しちまった、あのキス…!

「…っ、イくっ…!」

…はぁっ、はぁっ
部屋ん中に、荒い呼吸が一人分だけ、流れる。
ガマンしすぎたせいか、勢いよくティッシュの隙間から飛び出してきた精液が、肌を伝って気色わりぃ。
Tシャツ、脱いどいて良かった。
ったく、イッたのにちっともスッキリしねぇ。
むしろ、ムラムラが消えた分、問題点が浮き上がってきたようだ。

…俺は、片桐を脅迫してるレイプ魔だ。
それなのに、俺はアイツにホレて…いや、ホレかけてる。
でもアイツは、アニキともヤり続けてる。
たぶん、口では否定しているが、片桐はアニキのことを…
あー、くそ!!



モヤモヤした気分を抱えながらの合宿はキツかった。
ネガティブが培養されていく感じ。
体を動かしてる間はまだいいが、せっかくバスケ部での最後の泊まりなのに、ちっとも楽しめねーし。
周りは誤解してヘンなこと言ってくるし。

「なんだよ、サク、ぼーっとして!
溜まってんのか、あっち」

「うっせ、違ぇよ」

まったくコイツら、口を開けば下ネタかよ!


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