男と女の愛の告白(4)-8
女はそれからも、なにかと、おれの世話を焼いてくれるんだ。
甲斐甲斐しくね、俺はそんな女が益々好きになっていったんだ。
女も俺に惚れていた。
街で映画のロードショウもみたし、
始めて行った遊園地や、動物園、それから旅行もしたし。
そのとき女は普通の女になっていたんだ。
良く笑うし、その笑顔が今でも忘れられない。
俺の一生の中で、これほど楽しく、生き甲斐を感じたことなかった。
女の部屋で、女の膝で寝ることが最高に幸せだった。
それからも、数え切れないほど、俺は女を抱いたんだよ。
女の身体は俺によって、本当の女になっていたんだ。
触れば直ぐ濡れ、俺たちはすぐ結合した。
幸せだった。
でも、とうとう最後の日が来たんだよ。
甘い日々はそう続くわけがないのさ。
最後の日は、少し遠出をしたんだよ、どうしても女が行きたいっていうんでね。
勿論、俺はそれが最後とは思ってはいなかったんだ。
(箱根の温泉へ行きたいわ)ってね。
でも刺青があるから、(二人だけの家庭風呂でいいか?)って聞いたら
それでも良いって言うからね。
ロマンスカーに揺られて着いたら、そこは別世界さ。
旅を楽しんだら、夜はお決まりのベッドインなんだよ。
女は、はしゃいでた。
こんなに楽しかったことないって。
まるで少女のようにね。
俺も楽しかったな、
それに良いというのに(全部お金は私に払わせて)
と言うんだよ。いつもそう言うんだ。
だから俺は女といるとき、金を払ったことはないんだ。
ホテルは一流だし、食い物も、なにもかも。
女は金は持っているんだ。
俺はあまり持っていないし、それを読まれていたかもしれない。
そんな俺のどこが気に入ったのか、今でも分からない。
強いて言えば、セックステクニックだったのかな。
夜になって、旅館の浴衣を羽織り、
部屋の温泉風呂に入って出てくると
湯上がりの女の身体はピンク色になっていて、綺麗だった。
顔やスタイルが抜群な上に、身体に彫られた刺青が鮮やかで艶めかしくてね。
俺のペニスは勃起しっぱなしさ。
一杯飲んで、食事が終わったら、いよいよさ。
障子を開け、外を見ると夜景が綺麗なんだよ。
深い闇に包まれて淡い灯りが灯り、どこか幽玄的だった。
立って、そんな夜景を見ている女の後ろから、俺は女に抱きつき、
浴衣の後ろをまくって、女の尻を剥き出しにしてバックでしたんだ。
(あぁ、素敵・・)悩ましい女の潤んだ眼と、その横顔。
そうさ、バック挿入というやつかな。
おっぱいを鷲掴みして、耳元を舐めながら押し込むと、女はもう・・
身体を震わせながら悶えるんだよ。
(あぁ、良い・・こんなの最高!)ってわめきながら俺を締め付ける。
たまらず、俺は立ったままバック挿入で果てて、というわけさ。
後は、想像の通り激しいセックスの饗宴ということさ。
女は何回逝ったことか・・、5,6回は逝ったかも
俺も女の膣の中に、一杯ぶち込んでやった。
精液が溢れて太股に垂れていた。