第1章-8
「わかりました、ご住職様と芳念様のお気持ちが分かりました」
「うむ、それがこの証明書になる」
そう言って住職は確かに治療したという確たる証明を真利子にみせた。
「わかりました、ご住職様、安心致しました、治療をお願い致します」
「うむ、良いご決心をされましたな、真利子様」
「はい、ご住職様」
「それで妊娠の件は良いとしてな」
「はい?」
「この治療は、巷で考えるほど生やさしい治療でないぞ、例えば」
「はい、例えば?」
「貴女の身体に、わしと芳念とで今までのセックスでは考えられないような」
「はいぃ・・」
「すさまじくあらゆる性の行為を施すだろう、端的に言えばだが・・」
「あぁ、はい」
「貴女の乳房も、膣も多少大きさも変わるかも知れぬ」
「はぁ・・大きさですか?」
「あはは、そうはいっても貴女の感じ方を言っているのじゃがな」
「あの、もし、よろしければ少し・・」
「例えば、貴女の口や膣や尻の穴に、私と芳念の陰茎が二本同時に入るかもしれぬ」
「陰茎・・と言いますと、ペニス・・ですか?」
「そうとも言うな」
「ひぇぇ、大丈夫でしょうか、そんなことを・・」
「大丈夫じゃ、女の身体はそういうように出来ている、案ずるに及ばんよ」
「そういうものでしょうか?」
「そうだよ」