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新婚物語
【その他 官能小説】

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はじめてなんです-1

私は、今日結婚式を挙げ新婚旅行に向かう途中予定通り空港近くのホテルにチェックインしていた。
式の疲れから服を着たままベットに横になった。
私の夫となった人は10歳年上で両親の知人の紹介でお見合いした。
お見合いして1週間ですでに式の日取りまで決まった。
式までは1年間あったが彼のアパートは彼勤めてるの会社の近くで私の家から100km.以上離れてるのでデートは月1ぐらいだったしその間に婚前交渉もなければキスさえしてなかった。
相手のことを充分知ってるとはいえないまま今日結婚式をあげた。
疲れてるので普通ならそのまま寝てしまうとこだけど今夜のことを考えるとドキドキしてとても眠れそうもなかった。
少し疲れが取れると急におなかがすいてきた。
 式の間はほとんど何も口にしていなかった。
「沖田さん、おなかがすきました。夕食に行きませんか?」
「ああ、行こう。…… でも、純ちゃんも今日から沖田さんだよ」
 言われてはっとする。そうか私苗字が変わったんだ。
「なんか慣れないです」
「急にはね」
 二人はホテル内のレストランで食事を取った。はじめて食べるフランス料理。
 なんかナイフとフォークがものすごいいっぱいある。最初のお皿が運ばれてきた。
適当に、ナイフと、フォークを取り食べる。。美味しかった。
 最初の料理を食べおわるとウエイターさんがお皿を提げに来たお皿と今使ったナイフとフォークと使っていない別なナイフとフォークも下げていった。
「?」
しばらくしてさっき使ったナイフとフォークと同じような新しいナイフとフォークを私の前に並べ直した。
これって使うナイフとフォークを間違えたってこと?  ……恥をかいた? 
そう思うと顔から火が出そうなくらい顔が、熱くなってきた。
 今鏡を見たら絶対顔が真っ赤になってるに違いない。
 そこへ次の料理が運ばれてきた。
「こういうお料理初めてなんでどのナイフとフォークを使えばいいんでしょう?」
 私は途方にくれて彼に聞いたきっとテーブルマナーも知らない田舎娘と思われたに違いない。
「さあ、僕も、さっぱりわからない。手づかみで食べなければ特に注意はされないと思うよ。僕たちはお客なんだから気にせず食事を楽しめばいいんだよ」
 彼の言葉で今にも燃え出しそうなほどだった顔の熱さが消えていった。
 食事を終えて部屋に戻るためエレベーターホールでエレベーター待ってる間私はごく自然に彼と手をつないでいた。
「なんか緊張して食べた気がしない」本音が自然と口をついて出ていた。
「奇遇だね。僕もだよ全然味なんかわからなかった」
「近くにファミレスがあったけどいってみる?」
「はい」
 私達は、結局ファミレスで食事を取り直して部屋に戻った。
外を歩いて来たため体が冷えた。
お風呂に入って早く温まりたい。
 でもこの場合一人で入ったらまずいだろうな……
「あの……。お風呂一緒に入ります?」やっとの、思いで、口にした。
「そうだね」
やっぱり……ついに……この瞬間が来た……男の人に裸を見られたことないのに……
「先に入ってますので後からゆっくり来てください」
 そう言い残し急いでバスルームに入るると服を床に脱ぎ捨てバスタブに入ろうとうして気がついた。
このままだと、脱いだ下着を見られちゃう。
 脱いだ服を綺麗に畳み直して棚の上に置かれたバスタオルの間に挟んで隠してみた。
 お湯を出しながらバスタブに体育座りをしてお湯が溜まるのを待ってるとバスルームのドアが開いて彼が入って来た。
彼は部屋で服を脱いできたらしくすでに全裸、だった。
 裸を見られるのも、初めてだけど、男の人の裸を見るのも初めて……。
 ホテルのお風呂はユニットバスですごく狭い当然二人は密着する形になる。
「あらって、あげるよ」
彼は、ボディーソープのついたタオルで洗てくれた。最初は、背中だったのに、いつの間にかおっぱいにタオルの位置が変わってきた。
しかもすぐにタオルでなく直接手でなでるような動きで触っている。。
その動きは、やがて、おっぱいを揉む、動きに変わる。
 なんか無言でいるのも変に思えて思わず。
「ごめんなさい。おっぱい小さくてがっかりしたでしょう」
「男の人っておっぱい大きいほうが好きなんですよね?」
何に言ってるんだか……ぐだぐだだ……
「大きさより形が格好いいのが好きだな。大きすぎると垂れて、見っともないし、ホルスタインみたいで好きじゃない」
「私の、おっぱい、変じゃないですか? 乳輪大きくないですか?」
もはや泥沼。
「変じゃないよ。可愛くて好きだよ」
 彼の手がおっぱいから下へと移動してきた。
 ボディソープを泡立て私のへア-をいじり始めた。指先が、スリットにそって、上下して、時々、スリットのおくまで、入り込んでくる。
 私は急に立ち上がると。
「長湯すると、のぼせそう」
シャワーで泡を洗い流すと下着を間に挟んでいたバスタオルを持って逃げるようにバスルーム出た。
 ……私は、うそつきだ。お湯にのぼせそうになったのでなく、触られてHな気持ちでのぼせそうになったんだ。
バスルームから出るとひんやりとした空気でほてった全身が、冷やされた。
ホテルのバスローブに着替えてベットに横たわる。しばらくすると彼もバスルームから出てきた。彼はバスローブではなくて腰にタオルを巻いただけの姿だった。
 部屋の冷蔵庫から缶ビールを取り出して飲み始めてる。
バスルームから逃げ出したから怒ってる? そんな疑問が頭をよぎる。


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