ナオキ・28歳の場合-5
「何を?指?それとも・・・」と、自身を女にあてがう。
「あっ・・・あ、あなたがほしいっ・・・!」
ナオキは、女に一気に突き立てた。
「ああっ・・・!!」
女は入れられた瞬間に、ビクン、ビクンと膣を痙攣させた。
「・・・もしかして、もうイッた?」
「あっ・・・ん、さ、さっきからもう何回も・・・っ!気づいてたクセにっ・・・!」
涙目で訴えてくる女がなんだか愛しく感じた。
激しく、女を揺さぶると白い乳房がナオキの動きに合わせていやらしく揺れる。
それを見てまた、ナオキ自身が硬さを増す。
「あっ、ああっ・・・!」
快感をこらえているのか、女の眉間に皺ができている。
女の奥深くまで突き刺し、ナオキは乳房に顔を埋めて片方を揉みしだきながら片方にしゃぶりつく。
女はナオキの頭を抱きながら背を仰け反らせて悶える。
今まで、妻のめぐみには感じなかった、抗えないほどの色気・・・。
ナオキは夢中になって女を突いた。
一度放出してもまたすぐに硬さを取り戻し、向きを変えてまた突く。
もう、何度女の中で昇天したのか、ナオキ自身にもわからない。
汗にまみれたカラダで抱き合っていると、溶け合っていくような不思議な感覚に襲われる。
二人の間にある皮膚が邪魔に感じて仕方がない。
ナオキは、熱に浮かされながら女を抱き、突き、やがて意識がもうろうとしていく中、高校のセーラー服に
身を包んで黒髪を三つ編みにして微笑んでいる女の古い記憶が蘇り・・・やがて消えた。