『連れ去られたしほ』-8
「ピチュ…ピチュ…。
更に雄々しく動く政信の舌」
「しほの舌もその舌に絡むように完全に受け入れている」
「ああっ…柔らけぇ、匂いもミントのいい匂いだ。
同性とはまるで思えないしほの唇に政信のボルテージも上がり。
硬く勃起した男根がピンと反り返り、隆々と天をついている。
その男根の裏面をグリグリとしほの太ももに押し付けている」
「『うぐっ…うん…うっ』
その感触や口づけに両目をギュッと瞑り。
鼻を鳴らすしほ。
その音は喜びに満ちている。
事実、腹を括ったのか。
しほの心を支配していた悲しみや恥ずかしさは嘘のように薄らぎ始めていた」
「そしてしほ自身も。
そんな負の感情を自ら打ち消すように。
ギュッと政信の身体にすがりついた」
「そうなれば後はひとつ。
抱き合ったままベットにもつれ込む二人」
す…すみません。
私も読んでいてすっかり。
すっかりその気になってしまって。
ああっ…続きは触りながら読まして下さい。
「ベットに倒れ込んだ政信は。
しほの膝に絡みついた見せパンやパンティを脱がし。
自らも下ろしかけのボクサーブリーフを脱ぎ去る」
「そして…。
ベットの上で全裸になった二人。
しほは涙の乾いた瞳をギュッと瞑ったまま。
緊張の面持ちで上を向き、ベットに仰向けに寝そべっている」
「その小さく盛りあがった乳房の頂点。
小ぶりの乳首を口に含む政信」
「『ああっ…』
熱い吐息を漏らしビクンと震えるしほの白い身体。
本物の女性には遥かに及ばないかもしれないが。
しほの乳房や乳首にも性感はあった。
確かにあった」
「そして。
その小さく勃起した乳首を舐め上げながら。
しほの下腹部に手を伸ばす政信。
自ら望んでしほの男根を握る為だ。
今の政信…完全にしほの虜となっていた」
「その政信の手が。
先から滲み出た汁でヌルヌルになったしほの肉棒を握る」
「『ああん！あぁぁ…』
当然かもしれないが。
乳首以上の快感により声を荒げ。
より身体を震わすしほ」
「そのしほの反応が更に政信を掻き立てた。
こんな事は…。
他の相手では絶対な無理な話だが。
今の政信にはしほは特別な存在になっているのかもしれない」
「だから。
乳房から顔を上げると。
『ほら…気持ちいい？しほちゃん』
まるで女性を愛するように優しく。
しほの男根をしごき上げる政信」