『連れ去られたしほ』-6
「『ほら!見てみろよ!』
しほが瞳を閉じる事を許さない政信。
自分のボクサーブリーフから勃起した男根をボロンと露出し。
同種のモノをイタズラされ続けるしほに見せつけた」
「『ハァ…ハァ…い…いやぁ…』
政信の指に反応し、息を荒げ始めたしほ。
痛々しげに瞳を細く開き。
政信の男根から視線を外せなくなりつつある」
「依然として。
嫌だし、恥ずかしくて仕方がないしほだが。
その身体は健康その物、性欲も人並みにはある。
また。
また今、襲ってきているのは自分の特異性を直撃する責苦。
おかしくならないはずがなかった」
「それでも」
「『あ…あぁ…ダ…メ』
身をよじるようにして弱々しい抵抗を繰り返すしほ」
「だがそれによって更に興奮する政信」
「ついには淫靡なスパイラルにどっぷりと浸かり始めてしまったしほと政信」
「その政信が。
『しほちゃん…ちんぼこ出してごらん』
堪らずに淫語をまじえてしほを刺激し始めた」
「『あはぁ!ああっ!いやぁぁ!』
政信の卑猥な言葉に様々な事を実感し直すしほ。
ただそのせいか。
腰や背中にゾクゾクとしたエム性の快感がはっきりと走り始める」
「『ほら!ちんぼこ出せよ!』
政信の目の色も完全に変わって。
口許に泡唾すら溜め始めている。
「クスンクスン鼻を鳴らし。
見せパンとその中のパンティを下げ。
ガタガタと身震いしながら。
勃起した男根を露出するしほ。
その膨れ上がった亀頭の先からは既に透明の汁が滲み始めている」
「『なんだよ…ずいぶん感じてるみたいじゃん』
そんなしほの男根を嘲る政信」
「『ち…ちが…うの』
とは言いながらも苦しげに身悶え続け。
肉棒をヒクつかせるしほ」
「『せんずりしてみろよ…しほちゃんだってせんずりすんだろ』」
「『いっ!いやぁぁっ!』」
「政信に弱点を突かれ。
言いようのない恥ずかしさと。
言いようのない興奮に同時に襲われガクガクと身震いを強めるしほ」
「今まで他人に自分を晒け出す事の出来なかったしほ。
確かに溜まった性欲の処理は自慰しかなかった。
だが。
それを人前で晒すなどとは」
「『早く!』
しかし政信に容赦はない」
「逆らう事が出来ないしほ。
しなやかな指先で自分の男根の竿部分を摘まむと。
シコシコとゆっくりしごき始める」