男と女の愛の告白(3)-3
身体が燃えるように熱くなった私のもう一人が言いました。
「・・・今のままの私の裸をみて下さい」
私は、大胆にも、貴方にいいましたね。
アルコールは抜けていましたが、昨日の勢いを借りて私は言ってしまいました。
何故か私は裸になりたかったのです。
いまのうちに・・綺麗な自分のヌードを見て欲しい。
女なら、好きな男性の前では、こういう気持ちになるのではないでしょうか?
「きみが、そうしたいのならいいけれどね」
「嬉しい、ではシャワー浴びさせてくださいね」
私は恥ずかしさに耳まで赤く染めていました。
休日のすこし陽が登り始め、明るくなった朝の部屋の中で、
私は風呂場へ行き服を脱ぎ裸になって、
熱いシャワーと、ここちよい朝の光を浴びていました。
もう嫌な毒素が抜けていて爽やかな気分と、
なにかやるせないような甘い気持になっている自分に気が付きました。
なんであんなに大胆になれとのか、自分でも不思議です、
貴方が好きだったから、その思いがそうさせたのでしょう。
それが私の初めての恋なのです。
シャワーを浴びた私は、バスタオルを体に巻いて貴方の前に来ました、
でもやはり恥ずかしかったのです。
私がもじもじしていると、
「なつみ見せてごらん、きみの体を、驚いたな、なつみがこんなに大胆になるなんて」
「恥ずかしい、でも見て欲しいの」
私は恥ずかしそうに消え入りそうな声でいいました。
私は、男の人の前ではじめて裸の姿をみせたのです。
すべてを脱ぎ捨てた、私の生身の身体を。
そして・・バージンとさよならするときがきました・・・・
朝の光がまばゆい、貴方の部屋の中で私は一糸もまとわない素裸になりました。
「なつみ、そのバスタオルを床に下ろしてごらん」
「あん、はい・・」
私は、あきひとさんに言われて、
はにかみながらゆっくりとバスタオルを床に下ろしました、
貴方はじっと私のその身体を見ていましたね。
穴があくほど、息もつかずに・・
私は、恥ずかしさと、嬉しさとがごっちゃになっていました、
(どうせ、一度は男の人に見せる体なら、好きなあきひとさんに見て欲しい)
と私は思いました。いまの誰にも汚されていないこの綺麗な身体をみてほしい。
そして奪って欲しいの、
私は眼をつぶってあきひとさんのまえで、全裸の姿で立っていました、