絶望と希望と君と僕-1
「絶望と希望と君と僕」
たとえ絶望してもまた希望を持てると君は僕に宣言した。
そんな前向きな気持ちがどこから出てくるのかと僕は君を見つめた。
あきらめてもまたはじめればいいじゃん。
何回でもはじめられるんだよ?
"君が君で居る限りはね"
ドキッとした。
まるで自分をやめようとしてるのがばれたみたい。
君は僕に「やめるの?」と聞いた。
もちろん僕は「やめないよ」と答えた。
"君を最後まで信じてるんだよ"
そういった君が君をあきらめてしまったのはいつだったのか?
今でも君は僕を信じてくれているのだろうか?
"僕が僕をやめない"と
君のいない毎日からは色も香りも音も温度も消えたけど君の記憶を残すために…
"僕は僕をやめない"