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〈晩秋〉
【鬼畜 官能小説】

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〈晩秋〉-19

「そ、それだけは……ホントにやめて!!やめて下さいぃ!!!」


楽しそうな笑い声に包まれながら、友紀は声を裏返して絶叫した……誰にも届かぬ想い・願い……狂った男の腰の振りは早くなり、呼吸が上擦ってきた……友紀の哀しみは爆発寸前だ………。


「う"あ"ぁ"!?……嫌"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!」


男の肉棒が肉襞に包まれながら痙攣し、力強い脈動と共に煮えたぎる遺伝子を吐き出した……その熱い粘液は、友紀の子宮の内壁を焦がしながら、隅々まで焼き尽くしていった……。




『へへ……たっぷり出してやったぞ』


信じがたい現実に、うちひしがれている友紀を見下ろしながら、男は満足したように溜め息をついた。
驚きの表情のままで固まっている友紀……それでも股間の唇は、男性としての“役目”を終えた肉棒を労い、優しく締め上げて尿道に残留している精液を扱き取り、無数の花弁のような肉襞で舐めあげていた。
どうやら、友紀の身体は、完全に意識とは切り離されたようだ……。


「う……ぐぅ!?もうやめてッ!!ヤダあぁぁッ!!!」


下半身に捩込まれた熱い感覚に、友紀は意識を取り戻して泣き叫んだ。
一度の膣内射精なら、まだ妊娠しない可能性はある。しかし、それが何度も繰り返されたなら、その確率が高まるのは自明の理。


『今日の為にオ〇ニー我慢してたんだ……アハハハ……いっぱい出るぞぉ』

「や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!」


悲惨な叫び声とは裏腹に、友紀の下半身は新しい肉棒に歓喜し、情熱的に絡み付いては締め上げて、遺伝子が欲しいと泣いて縋った。
立派過ぎる胸の山並み、その山頂に鎮座する乳首は、赤褐色に変色してキリキリと反り返り、男の腰使いにあわせて擦られていた秘豆も充血して膨れ上がり、肉棒を喰わえ込んでいる唇は、いつもとは違う男根に舌鼓を打って涎を垂れ流していた。


「だ、誰か止めてぇ!!助け………あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"!!!!」


二度目の射精……男の言う通り、夥しい量の精液が子宮を満タンに満たし、その許容量を超えた精液は、肉棒と肉襞の隙間から溢れ出して床へと落ちた。


「や、やめて……お願いやめて……やめ………嫌だぁぁぁ!!!」


精液を噴き出す汚らしい唇に、想いを遂げたい肉棒が突き刺さり、友紀の熱烈な歓迎を受けながら恍惚のまま果てていく……木々のざわめきも、星の瞬きも、友紀の味方などではなく、冷たく突き放すように佇んだまま……やがて星の輝きは薄れ、暗闇の力さえも失せていった……狂乱の夜は終わろうとしていた。



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