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無銭湯記スパゲッチュー
【ファンタジー その他小説】

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無銭湯記スパゲッチュー-1

 ピンポ〜ン!
 ご案内いたしま〜す。こちらは4コマ漫画風ファンタジーギャグコメディ小説と成っておりま〜す。かなりストーリーが
ぶっ飛んでおりますので、飛んで来た破片などに当たったり、滑ったギャグファールフライなどの直撃を食らって、お怪我
などなさいませんよーに、お気をつけくださぁ〜い! って、この前置きが滑ったって?
 では、お楽しみくださいませませぇ〜え。


第1話『金色の玉輝く時、伝説が始まる

 ここは『レオフォールド王国』の東の外れにある『アーパータウン』。俺はこの町に住んでいる。
 俺の名はユグン! 『ユグン・ドラシル』。この後・・・特に予定など無い、ただの浪人生である。
 そんな俺でも時には町をぶらつくこともあるんだけど・・・
 そんな時だった。
 俺は街角で占い師の婆さんに声を掛けられ、言われるままに怪しげな機械のレバーを回した。すると。
 中から金色の玉が出てきたのを見て、占い師の婆さんが、突然叫んだ。
「おうっ! 一等だっ!!」
 俺は何のことかさっぱり解らなかった。
 婆さんは俺に、古文書の様な文字が書かれた1枚の紙切れを渡すと、忙しく店をたたんで、逃げるようにして何処かへ行
ってしまった。
 俺は渡された紙切れをシゲシゲと見詰めながら、呟いていた。
「ここへ行けって・・・言うことなのか? ちっ、はめられたな!」
 紙切れにはこう書かれていた。
”草津温泉無料招待券”

つづく


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