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ゼビア・ズ・ストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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焔の精霊-5

「ん…んぅ…」

 キスをしながら机の方に移動して、キャラの太ももを抱えてヨイショと机に座らせる。
 キャラは足をアースの腰に絡ませて両手で顔を挟み貪るようにキスを返す。

「は……積極的だな」

「……アンタが我慢してたって事は?」

「お前もか」

「そうゆう事」

 会話をしながらお互いの服を脱がしていく。

「おっと……」

 アースは思い出したように入り口に目を向けて、魔法を使い開けっ放しのドアを閉めて鍵をかける。

「一応な」

 目をキャラに戻すとジーと見ている視線とぶつかる。
 魔力を使う時だけ金色に変化するアースの目と、深い緑色の目が絡み合う。

「やっぱり…キレイだな…」

 黒いのも好きなのだが、どちらかというと金色のが好みだ。

「変な奴だなぁ……普通気持ち悪りぃって……金色の目って俺だって自分以外で見たことねぇのに……」

 あえてそこが好きだと言う。

「ん〜…そうか?」

 なんとなく他にも見たことがあるような気がして記憶を辿るのだが思い出せない。

「じゃ、目以外も好きになってもらえるように頑張らねぇとな」

 そう言ったアースは露わになった胸の頂点を口に含む。

「あっ…」

 気持ちいい刺激にキャラは急いで手の甲を口に当てて、声を我慢する。
 口の中で立ってきた蕾を舌で転がしながら、アースはキャラの表情を伺う。

「ふ…んん…」

 手の甲を噛んで声を我慢しながら、もっとして欲しいけど声が出てしまうし、どうすればいいのかわからない、というのが見ているだけで分かる。
 アースは机にキャラを寝かせると、ズボンと下着を片足だけ抜き取り、下の口に指を這わす。

「ふうぁっ」

「今度、スカートとか履いてみねぇか?」

 こういう時はそのほうが楽だ、と体を震わすキャラにアースは言う。

「んっ…ぁ持ってないし…んくっ……」

 ぐちゅぐちゅと音を立てていじくる指を感じながら、キャラは答える。

「そうか」

 それは残念、とアースは指を増やす。


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