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『あるM女の告白』
【SM 官能小説】

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第3部 ご主人様への飛翔-10

私は口を開け、おチンチンをしゃぶり口に含む真似をしてみました。
あ!
そのとき、電撃的に閃いて、気づきました。
パパも、無防備だったんだ!
おチンチンは男の人にとって、急所のようです。
弟たちがテレビで高校野球を見ていて、ファウルボールが股間に当たってキャッチャーがうずくまると、「男の急所にあたったんだから、あれはたまらない痛さだよ」といっていました。

そんな攻撃に弱いところを、口の前に突き出しているのですから、相手にちょっとでも攻撃する気があれば、噛みつかれてひどい目に遭う危険があるではありませんか?
それをあえて突き出しているのは、警戒心をまったくもたず、無防備な状態にあるといえるのではないでしょうか?

ママがそのことに気づいていたとすれば、そのときの状況はこう解釈できます。
パパとママはお互いに無防備な姿を相手に曝け出し、その無防備な状態のままパパのおチンチンがママの口の中に入り、2人の身体が一体化してつながるのです。
お互いがそのことを意識していれば、肉体的結合と精神的結合が同時に起きます。
それがお互いの快感を一層高め、同時に官能も昂らせたのだと、そのとき私は思ったのです。

稚拙な解釈かもしれませんが、それはそのときの私を納得させるのに、十分なものでした。
私には、この解釈で、パパとママとのSMが信愛にもとづくものだといえる、と思えました。
すると同時に、熱い気持が湧きあがってきました。

私も、おチンチンをおしゃぶりして口にふくみたい!
お互いに無防備な状態を曝け出したまま、肉体と精神で同時につながりたい!私も、奴隷として、ご主人様にお仕えしたい!
・・・と。
こうして私は、大人への一歩踏み出す決心をすると同時に、SMの世界へと羽化することを決心したのです。


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