年下のS彼氏-7
「俺の実家、定食屋で仕込まれたからご飯も作れるし、役に立つと思うよ?それに・・・・」
優斗は美奈をきゅっと抱きしめて、「俺たち、相性いいと思わない?」と言った。
・・・確かに。それについては美奈も同感だった。
こうして、美奈は突然、年下の男と同居することになったのである・・・。
「はあ〜・・・」
「美奈、最近どうしたの?何だか疲れてるみたい・・・」同僚の涼子が声をかけてくる。
そうなのだ。年下の男、優斗と暮らし始めてもう10日経つ。その間・・・毎日毎日、求められて腰が立たない。
「でも、肌のつやはいいみたいね?」
「はは・・・」
まさか、年下の男の子拾って一緒に住んでて、毎日セックスして疲れてますなんて
いくら仲のいい涼子にだって言えるわけない。
「そうそう、今日合コン設定したんだけど!来るよね?」
「えっ・・・私、今回はいいや」
「え〜?美奈のために設定したのに!だから美奈が行きたいって言ってた居酒屋でやるんだよ!」と
涼子はパンフレットを見せてくれる。
そこは、最近出来たばかりの女性をターゲットにした居酒屋で、料理もおいしいとの評判だったので、
1度は行きたいと思っていた店だった。
「・・・・」
・・・別に、いっか。合コンって言っても、普通の飲み会と変わらないもんね・・・。
今まで何度か合コンに参加したが、口説かれたことはなく、普通に呑んで終わりといった感じだった。
美奈は涼子と別れた後、優斗にメールをした。