年下のS彼氏-6
「あっ・・・!」な、なにこれ・・・・!
ビリビリと、体に電気が流れたみたいだった。優斗の手、指、舌・・・。
まるで媚薬が仕込まれているかのようだ。き、キモチよすぎる・・・っ!
恋人もいたことがあるし、美奈はこれが初めての経験ではない。
でもっ・・・!
「あっ・・・ああっ!」
美奈は激しい波に呑まれたような感覚に陥り、意識を飛ばした。
「美奈さん、大丈夫?」
目を覚ますと心配そうに覗き込む優斗がいた。
「あれ、私・・・?」
「さすがに今度は覚えてないなんて言わないよね?」
「・・・!」
今度は、ちゃんと覚えてる。優斗の手や指、舌の感覚。
思い出すとカラダの奥がきゅうっと疼くくらいだ。
戸惑う美奈に、優斗はちゅっとキスをして言った。
「それよりさ、俺美奈さんのこと気に入っちゃった。ここに住んでもいい?」
「・・・は?」
「俺さ、彼女と同棲してたんだけど別れたから新しく住むところ探さないといけなかったんだ。
ちゃんと家賃払うし、ここに置いてもらえないかな?」
・・・・
ええええ?!
驚いて言葉が出ない美奈。優斗は続ける。