双星の魔導師-6
「良い男に育ったわねぇ……」
見た目も悪くないしセックスも上手となると女の子にモテるわよぉ、とリンが言う。
「……モテても嬉しくねぇよ……」
「あら、贅沢ねぇ」
「うっせぇ」
もう黙れ、と唇を重ねるアースの首に腕を回したリンは腰を擦り付けて挿入を催促する。
アースは口づけながらリンの下着を脱がし、自分も器用に服を脱ぐ。
素肌の密着に益々躯が熱くなる。
リンは手を伸ばしてアースのモノをさすった。
「…っは」
唇を離して思わず顔をしかめたアースの肉棒を扱きながらリンもまた顔をしかめる。
「大きいわね…」
入るかしら…とリンが戸惑うほどアースは立派なモノを持っていた。
「っ…そうか?」
比べた事などあるわけないのでわからないが、リンの反応からするとどうやら標準よりはデカいらしい。
「女泣かせねぇ」
リンは手を動かしながらアースをからかう。
「ぁ…だから…嬉しくねぇって…っ…も…挿れっぞ……」
アースはいつまでも握っているリンの手を引き剥がして、自身を淫口にあてがうと、2、3度擦り付けて蜜で濡らし、ゆっくりと挿入していく。
「あっああぁ」
「は……あっ…たけぇ……」
全部入るとリンの中を味わうように、緩やかに動きながら胸に顔をうずめた。
「あ…ふぁ……す…ごい…ん、奥…当たって…んあぁ」
キュンと締まるリンの中は物凄く心地よい。
「っあぁん」
ある一点を突いた時、リンが高い声で喘ぎ、躯を反らした。
「なるほど……」
ここが良いんだ、とアースは執拗にそこを攻める。
「あっああぁっ…ダメっ…い…やぁんっ」
なんだかえらくキツそうな表情のリンにアースは眉をひそめる。
「っ……痛いか?」
「ちが…気持ち良い…のぉ……」
聞きながらも動きを止めないアースにリンは必死になって答える。
「……んじゃ…もしかして、イくの我慢してんのか?」
そんな表情に見える。