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ゼビア・ズ・ストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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黒の魔導師-2

「欲求不満はどっちかしらぁ?」

 ふふふ、と笑いながらリンはズボンのチャックを下げ、頭をもたげてきたモノを取り出すと愛おしげに頂点にキスをした。
 ピクリと反応する根元を軽く握り、下から上に舐め上げていく。
 時折アースの表情を伺いながら奉仕するリンは、自分の秘裂に手を滑らせ、指を差し込んで受け入れる準備をする。
 お互いに準備が出来たところで、体を起こし再びアースに跨る。
 根元を支えて位置を調節すると、ゆっくりと腰を落として肉棒を秘裂に挿入した。

「あ……んっ」

 体内に侵入した異物にリンは喉をそらせて声をあげる。
 アースはその喉にキスを落として右手で胸を持ち上げ、頂点を指でこねくり回す。

「あっあぁ……」

 反対側の胸に顔を落としたアースは口に蕾をくわえて舌で味わうように舐め回す。
 リンは腰をすりつけたり、上下させたりしながら快感を貪る。
 アースは左手を結合部の上へと滑らし、溢れ出ている愛液を指にまぶして淫核を攻撃した。

「っ!…ちょ…アース?!」

 戸惑うリンを無視して腰のバネを使って下から突き上げる。

「あっああぁぁ!」

 胸はしゃぶられ、淫核は弄られ、そのうえ下からの突き上げで奥まで届く快感にリンは声をあげ、体をビクッと震わせる。

「あっあっダメっ」

「イっちゃえよ」

 我慢しきれなくなったリンは自らも腰を激しく振り絶頂へと登っていく。

「ああぁぁっイッくぅ!」

 一際高い声をあげたリンは、アースにしがみつきながら絶頂を迎えた。

「っく…」

 蠢き収縮を繰り返す体内の快感に、アースはかろうじて耐える。

「…あ…あたしをイかせてどうするのよ…」

 荒い呼吸を繰り返しながら言うリンに、アースはくっくっと喉で笑う。

「どうせやるなら楽しんだほうがいいじゃねぇか…よっ」

「あうっ」

 言葉の最後でさらに突き上げるとリンは声を上げ締め付ける。

「俺をイかさないと意味ねぇだろ?」

 ほれほれ、と腰を動かすように催促すると、リンはイったばかりの体に鞭打って動きだす。

「ほんっと……嫌な子ね……」

 文句を言いながらも、アースをイかせるべく腰を振るリン。

「…んっぁ…ふあ…」

 イったばかりの体は敏感すぎて、またすぐにでも達してしまいそうになる。
 下半身に力を入れてイかないように努力するリンの中は、肉棒を搾り上げるような動きでアースを攻める。


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