春の夜の夢-5
「やぁぁっ、あぁぁんっ!!!!んん…っ」
汗に濡れた体が、怪しく跳ねる。
達したのだろうか。息を荒くした美緒が、目をうっとりと閉じ快楽に浸っている。
秘裂から溢れ出てくる蜜を吸っていたが、やがて美緒が起き上がり今度は俺をベッドに横たえた。
スウェットとボクサーパンツを下にずらし、大きくなったカリを赤い舌がぺろっと舐める。
「はぁ…み、お…」
すでに先走りが出ていたアソコは、より刺激を求めてヒクヒクと動く。
美緒はチラリと俺の顔見ると、そのまま腰に跨り、ゆっくりと中に勃起をうずめていった。
「ひあぁぁ…」
現実世界の美緒は処女なはずだ。心なしか、表情がキツく引きつる。
ゆっくり腰を沈め全てを納めると、また時間をかけて抜いていく。
しばらくそれを繰り返し、だんだん動きを早めていく。
ギシッギシッ
「はっ、はっ、あんっ、あっ、あっ、」
腰の動きに合わせ胸を揺らしながら美緒が短く喘ぐ。
手を伸ばし、乳首を転がしてやると美緒が大きく喘いだ。その喘ぎ声はまるで盛りのついた猫のような甘い声だった。
「あぁーん、あぁっ、あぁー…」
小さな体が規則的に大きく跳ねる。
お互いに段々と限界が近づく。
「あぁんっ、んっ、んっ…んんっ、あぁっ……んっ」
美緒が俺の腹筋に手を付き、腰を前後に激しくこねる。
―はぁっ、美緒っ、もう俺…っくぅ…イクっ!!
「ぁんっ、あっ、ひゃぁっーっ!!」
美緒の中が、激しく俺のモノを締めつけている。
脳天を突き抜けるような射精感を最後に、記憶は途切れた―