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黒い情熱
【近親相姦 官能小説】

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黒い情熱-1

叔母の着けた黒のレースショーツの内側は、彼女の零す欲情の証によって既に著しく汚されていた。
昼の日中。ついさっきまで夫と使っていた敷きっぱなしの布団の上、向き合う恰好で尻餅をつき、互いの股間をいじり合って唇を吸い合う叔母と甥。
初めて知る彼女の接吻。その表情や息づかいに、僕は激しく興奮する。
乳房を放り出し、その剥き出しの先端を僕の裸の胸に圧し付けて、情熱のままに身動ぎをする叔母。
濡れた薄布を、前から突っ込んだ手で圧し拡げ、中の様子を見遣る。黒毛を逞しく繁茂させた叔母のそこ。それは情欲に悶え、白い糸を引かせて濃密な芳香を発てた。
「智也くんのオチンチン、凄い・・・こんなになってたらオバサン、欲しくなっちゃう・・」
太い乳首を痛々しいほどにまで突起させ、男に触れて貰うことを待ち構えてピクピクと奮えている。
若い交際相手のものとは違う、浅黒く、形の崩れたどこか懐かしいそれを、僕は愛しさを込めて掌に覆い、丁寧に揉み上げた。
「オバサンのここも凄いよ」
小陰唇の合間へ浮かせた、豊潤な潤みを指先で弄ぶ。叔母は敏感に表情を歪め、そのしなやかな肩を竦ませた。快楽に惑う、甘美な大人の表情。天井へ向けて愉悦の声を漏らし、僕の背中に腕を回してやさしく抱き寄せる。
「もう・・意地悪ね智也くん・・オバサンそこ、凄くいいのよ・・今日は智也くんの好きにしていいから、いっぱいして頂戴」
耳の中へ、湿った息がネットリと滑り込んで来た。


憧れの女性だった。僕の幼き時から、近所に夫と共に暮らしていて、時々姉、つまり僕の母に逢うためにうちを訪れた。人見知りの僕は彼女に甘えることができなかった代わりに、彼女に対する憧憬の念、好奇心ばかりが深まっていった。成長すると彼女が真っ先に性の対象となり、その思いは月日の経つごと、彼女と逢う機会が少なければ少ないほど熱烈で切実なものになっていった。


僕は彼女の裸を想像しは、しばしそれを絵に描いた。
無邪気な素振りで描いたものを、彼女に見せれたらどんなにいいだろう。そして彼女が僕の気持ちを甘受してくれ、年頃によくある一過性の憤りと、その手と愛の行為で発憤させてくれる。僕はそんな安っぽいエロビデオのような妄想に胸を熱くし、際限のない淫らな妄想の果て、自らの手で果てるのだった。
学校で彼女が出来、セックスを経験し、いろんな女の子から告白されるようなことがあっても、彼女に対する思いは変わることがなかった。


時はコンデンスされていく彼女に対する情欲と、先に進めない苛立ちをない交ぜにし、徐々に僕を狂わせていった。僕は母親のバッグの中からキーケースを盗み出すと、気付かれない間にそれを近所の工房に持ち込み、合鍵を作らせた。その中の一つに、必ず叔母の住む家の玄関の鍵があると信じて。





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